こんばんは。きてぃです。キティちゃん



7月20日、特別養護老人ホームに入所していた伯母が88歳で亡くなりました。



その日の朝、母より知らせを受け、仕事を午前中で早退し、施設に駆けつけました。



施設の方に話を聞いたところ、前日の夕食は普通に食べ、21時頃に体調不良を訴え、その後徐々に意識レベルが低下していったそうです。



その時、他の親族で話し合い、病院への搬送はせず、施設での看取りを希望したとのこと。



最初は辛かったかもしれませんが、最期は穏やかに息を引き取ったそうです。



病院嫌いの伯母にはベストな選択だったんじゃないかと思います。



※小さい頃から伯母のことを『おばちゃん』と呼んでいたので、以下の文章は、伯母への親しみを込めて『おばちゃん』と表現します。



唯一、心残りがあるとすれば、親族で看取れた人がいなかったこと。



夜に状態が急変し、呼吸停止したのが朝方だったからしかたなかったのかな。



親族は、みんな施設から電車で2時間以上の場所に住んでいます。



私がいちばん近いところに住んでいたんです。(車で1時間ほど)



『お母さんが知らせてくれれば夜中であろうとすぐに車で向かったのに・・・』
(なんて母には言えませんでしたけど。きっと母も混乱していたと思うから)



『おばちゃん、寂しかっただろうな・・・』



でも施設に入所して10年以上が経つので、馴染みの職員さんもいたはず。



きっと馴染みの職員さんが看取ってくれたから、おばちゃんも寂しくなかったかな。



88歳のおばちゃんは本当に綺麗な姿で眠っていました。



表情はとても穏やか。



私は仕事柄、何人ものお年寄りを施設で看取ってきました。



表情を見れば、その方がどのような最期を迎えたかなんとなくわかります。



だから、おばちゃんの表情を見て私は安心しました。



お化粧なんてほとんどしたことなかったのに、お化粧してもらって、おばちゃんは本当に綺麗でした。



そして今日23日、おばちゃんは天国へと旅立ちました。



生涯独身、子供のいなかったおばちゃんは、私たち姪のことを、自分の子供のように可愛がってくれました。



私が小学校に上がる前、おばちゃんの家に預けられ、ホームシックになって大泣きし、おばちゃんを困らせたこと・・・今では懐かしい思い出です。



他にもおばちゃんとの思い出は数えきれないほどたくさんあります。



できることなら、おばちゃんに私の赤ちゃんを見てもらいたかったけど、昨年夫とドライブの帰りに施設に立ち寄り、おばちゃんに『旦那さんだよ』って紹介することができて良かった。



おばちゃんが旅立つ前に、棺の中に手紙を入れました。



今まで可愛がってくれたことへの感謝と、私の2人の子供と遊んでくれるようお願いを書いた手紙を・・・



きっと今ごろ遊んでくれているかな?



おばちゃんはイタズラ好きなところもあったから、きっと子供には好かれると思う。



最後に、

おばちゃん、今までありがとう・・・
おばちゃん、大好きだよ・・・   

 

(この画像は、伯母入が所していた近くの写真です)






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