Ｄ２０ 『１０８分の１の奇跡(培養結果)』

こんばんは。きてぃです。



朝の9時30分にドキドキしながらクリニックに電話しました



先生が出てくるまで長いこと・・・



その間、頭の中でいろいろなことを考えてました。

『きてぃさん、残念ながら止まっちゃったよ』なんて言われるのかなぁ・・・とか。



一昨日、培養士さんから、


『胚盤胞になる確率は、２割くらいです』と言われていたので、半分諦め気味でした


・・・と考えているうちに、電話の保留音が消え、先生が電話口に登場しました



開口一番先生はあっさりと、



『きてぃさん、４BBという胚盤胞が、”ついに”できましたよ』



一瞬頭が真っ白になりました。



次の瞬間、

『胚盤胞だって。やった～』

って心の中で叫んでいました



今まで、正常受精するか、しないかが大きな壁だったから、胚盤胞なんて夢の世界の話でした。



電話を切ったあと、詳しい説明を聞くために、クリニックに行きました。



先生の表情ははいつもと変わらなかったけど、



『今から、”感動的な写真”を見せてあげるね』と、胚盤胞に成長した卵ちゃんの写真を見せてくれました



『これが胚盤胞なのね･･･』



と、ちょっぴり感動しちゃいました



そして今後の話になり、



『こんなにいい状態だから、今戻すのはもったいない。内膜の調子を整えてから移植しましょう。凍結胚移植の方が１０％妊娠率も上がりますしね』



私もそう考えていたので、凍結をお願いしました。



胚盤胞になったからって、確実に妊娠する訳じゃないのは分かっているけど、ここまで幾多の困難を乗り越えて、胚盤胞に成長してくれた卵ちゃん



きっと生命力は強いはず



今まで１２回の採卵で、計１０８個の卵が採れました。



しかし、はっきりと胚盤胞を確認できたのは今回が初めてです。
(２年前の妊娠と、今年５月の着床は、結果から胚盤胞になっているはずですが)

まさに、

『１０８分の１の奇跡です』

これから先も壁はいくつもあると思いますが、卵ちゃんの生命力を信じて、身体の調子を整えて、お迎えに行こうと思っています。



今日夫は、仕事なので、結果をLINEで報告しました。



すると夫からの返事は、

『泣きそうになった 笑』

このメッセージに私が泣きそうになりました



治療に関して無頓着だと思っていたけど、夫も嬉しかったんだろうなぁ～



これで、気持ちよくお正月が迎えられそうです



応援して、祈ってくださった皆様、ありがとうございました



そういえば、ふと思い出したことがあります。


前回の培養士外来の時に、培養士さんが、


『次あたり、いい卵が来そうな気がするんですよね～』って言ってました。



すごい当たってる
恐るべし、培養士の経験と勘








にほんブログ村

にほんブログ村