もし、子供が授からなかったら･･･

こんにちは。きてぃです。



今、私達夫婦は赤ちゃんが授かることを強く望んでいます。



その為に、
精神的・肉体的・経済的に非常に厳しい治療も行っているのです。



しかし、病院からは、
『可能性がないわけではないが、異常受精が多い以上、妊娠するのは厳しい状況にある』と、厳しい現実も言われています。



当面は少ない可能性が実を結ぶように治療を続けていくつもりですが、助成金をすべて受け取っている私達夫婦は、前回の治療からすべて自費です。



１回約５０万円の治療をあと何回行えるか･･･



すでにカウントダウンが始まっています。



そしていつか、『治療の終結』を迎えるときがくるかもしれません。
(そうなる前に授かってくれるのが理想ですが･･･)



養子縁組のことも検討してはいますが、必ずしも『ご縁』があるとも限りません。



以前はそんな『子供のいない生活』を考えると、不安と絶望しかありませんでした。



しかし先日、クリニックの『培養士外来』に行った時の夜、今まで感じたことのない、初めての感情が沸き起こったのです。



その日の夜、夕飯を終え、リビングで愛猫のめいと愛犬のチャッピーとのんびり過ごしていた時のこと。



『子供が授かったらそれは嬉しいけど、あ～私、このままでも幸せかも』



と思ったのです。
今までもそんなことを思ったことはあったのですが、初めて感じたのはその先。



『まずは、バリバリ仕事をしてしっかり稼いで、時々海外旅行に行ったりして･･･』

『猫や犬をもう１匹くらい飼うのもいいよね。２人共(夫と私)も好きだしね』

『それから、今まで応援してくれた全国にいるブロ友さんに会いに行きたいな』

『私は赤ちゃんを授かることはできないかもしれないけど、ブロ友さんやリア友さんのおめでたを自分の喜びとしよう』

『それに私は、母親になれなかったわけではなく、もうすでにお空の子供の母親だからね』



『子供が授からなかったら･･･その先の生活のこと』



が具体的に、楽しいことが次々と思い浮かんだのです。
とても楽しい気持ちになり、心の重たいものが少し取れたのを感じました。



こんなふうに思えたのは初めてでした。



今までどんなに、そのように思おうとしても無理だったのに、何でだろう･･･
本当に突然、自然と沸き起こったのです。



不思議ですよね･･･



もしそうなっても、決して子供を諦めるわけではありません。



『高度な不妊治療を終える』だけです。



自然に任せるのです。



こんなことを書いたけど、やっぱり

『赤ちゃんが欲しい』

その気持ちに今現在も変わりはありません。



だから、次の治療を精一杯頑張ります






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