こんにちは。きてぃです。
一昨日、9回目である、
最後の不妊治療助成金の申請に行ってきました。
当初、私達夫婦は共働きでもあったし、収入面から助成の対象であるとは思っていませんでした。
最初の申請を行うことになったのは、本当の偶然でした。
その時、飼い犬
の登録の為、保健所に行ったところ、たまたま同じフロアーに不妊治療助成金の申請窓口があったんです。
『ダメもとで聞いてみようかな
』
『聞くだけはタダだしね
』
というわけで窓口に行ってみたのです。
当時の担当のFさんは優しく対応をしてくれました。
『収入がオーバーしてるから無理ですよね
』
と言うと、担当のFさんは私達夫婦の収入を見ながら、
『医療費控除ってやっていますか
』
と聞いてきました。
この頃の私は恥ずかしながらそんな知識はなかったので、
『やっていないんです
』
と答えると、Fさんは、
『医療費控除をすれば、助成金の対象になると思いますよ
』
と言ってくれました。
前年までは人工受精までしかしていなかったので、そんなに医療費はかかっていませんでえした。
ただ、その時の私達の収入がわずか数万円はみ出ていただけだったので、医療費控除の申請をすれば、助成金が受け取れると思ったので、早速税務署に行って手続きをしました。
医療費控除の手続きがすべて終わったのが、4月の半ばぐらいだったかな
治療の終了日が2月26日。
私の住む市では、治療終了日から60日が申請の最終期限なんです。
・・・とすると、残りあと10日くらいしかない。
当時通っていた大学病院
に書類作成にかかる日数を聞いたところ・・・
『1ヶ月はかかります』とのことでした。
それじゃ間に合わないと思い、
『何とかなりませんかね
』
と事情を説明するも、
『他の方も待っていますからね』
と言われてしまいました。
『あぁだめか・・・』
と肩を落としながら、Fさんのところに戻り、病院とのやり取りを説明すると、
『あの書類に1ヶ月もかかるのかしら・・・』
『ちょっと待っててね』
と席を外し、しばらくして戻ってきたFさんは、
『いつ頃なら書類出せそう
』
と聞かれたので、もう1度病院に問い合わせ、
『5月の連休明けには出せそうです』
と伝えました。
Fさんは、
『わかりました。その日まで待ちます
』
と言ってくださいました。
規定である60日を過ぎているのに待ってくれると言うのです。
お役所ってお堅いと思っていたから、こんな柔軟な対応をしてくれるなんて思ってもみませんでした。
そして、5月GW明けに書類を提出し、無事5月12日に申請が許可されました。
60日という最終期限から2週間近くの過ぎていました。
・・・それが助成金第1回目を受けとるまでのストーリーです。
近くの役所の出張所では、医療費控除のことなんて教えてくれなかったし、
『数万円でもオーバーしていたら厳しいですね』
なんて言われていたんです。
だから、Fさんがいなかったら・・・
そもそも犬の登録申請の場所と、助成金申請場所のフロアーが違っていたら、助成金を受けとることはなかったと思います。
いろんな偶然が重なったこと、そしてFさんや期限を過ぎても待ってくれた役所の方々に感謝です。
他にもいろんなことがありました。
治療が上手くいかず、Fさんの前で涙を流してしまったこと。
忙しいのにも関わらず、私の話を聞いていました。
その時隣では母子手帳の申請に来ていた方がいました。
『窓口をなんとか別にならないですかね
』と言ったこともありました。
そんなこともあり、今では申請時には個室を用意してくれるようになりました。
そして6回目の申請時、
私は念願の母子手帳も同時に申請することができました。
Fさんに報告がしたかったのですが、すでに異動されており、報告することができませんでした。
・・・そんなたくさんの思い出がありましたが、ついに最後の申請を迎えました。
まさか助成金をフルに使うなんて思ってもいませんでしたね・・・
でも本当に助かりました。
最後に担当者の方に、
『今までありがとうございました。今度は必ず母子手帳の申請に来ます
』と伝えました。
そしてもう一つ、
『ぜひFさんにお礼を伝えてください
』と言うと、
『必ず伝えます
』と言ってくれました。
そして私は保健所を後にしました。
外に出てふと桜の木を見上げたら・・・
こんなに綺麗な花が咲いていました
私は桜の花が大好きです
この桜の花
に誓いました。
『いつか必ず子供と見に来るからね
』って・・・
退職と同時に助成金を受けれなくなるのは痛いけど、
これからは自力で頑張ります
・・・助成金にまつわる思い出を書いていたらかなり長文になってしまいました。
この長い文章にお付き合いいただきありがとうございました

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一昨日、9回目である、
最後の不妊治療助成金の申請に行ってきました。
当初、私達夫婦は共働きでもあったし、収入面から助成の対象であるとは思っていませんでした。
最初の申請を行うことになったのは、本当の偶然でした。
その時、飼い犬
の登録の為、保健所に行ったところ、たまたま同じフロアーに不妊治療助成金の申請窓口があったんです。『ダメもとで聞いてみようかな
』『聞くだけはタダだしね
』というわけで窓口に行ってみたのです。
当時の担当のFさんは優しく対応をしてくれました。
『収入がオーバーしてるから無理ですよね
』と言うと、担当のFさんは私達夫婦の収入を見ながら、
『医療費控除ってやっていますか
』と聞いてきました。
この頃の私は恥ずかしながらそんな知識はなかったので、
『やっていないんです
』と答えると、Fさんは、
『医療費控除をすれば、助成金の対象になると思いますよ
』と言ってくれました。
前年までは人工受精までしかしていなかったので、そんなに医療費はかかっていませんでえした。
ただ、その時の私達の収入がわずか数万円はみ出ていただけだったので、医療費控除の申請をすれば、助成金が受け取れると思ったので、早速税務署に行って手続きをしました。
医療費控除の手続きがすべて終わったのが、4月の半ばぐらいだったかな

治療の終了日が2月26日。
私の住む市では、治療終了日から60日が申請の最終期限なんです。
・・・とすると、残りあと10日くらいしかない。
当時通っていた大学病院
に書類作成にかかる日数を聞いたところ・・・『1ヶ月はかかります』とのことでした。
それじゃ間に合わないと思い、
『何とかなりませんかね
』と事情を説明するも、
『他の方も待っていますからね』
と言われてしまいました。
『あぁだめか・・・』
と肩を落としながら、Fさんのところに戻り、病院とのやり取りを説明すると、
『あの書類に1ヶ月もかかるのかしら・・・』
『ちょっと待っててね』
と席を外し、しばらくして戻ってきたFさんは、
『いつ頃なら書類出せそう
』と聞かれたので、もう1度病院に問い合わせ、
『5月の連休明けには出せそうです』
と伝えました。
Fさんは、
『わかりました。その日まで待ちます
』と言ってくださいました。
規定である60日を過ぎているのに待ってくれると言うのです。
お役所ってお堅いと思っていたから、こんな柔軟な対応をしてくれるなんて思ってもみませんでした。
そして、5月GW明けに書類を提出し、無事5月12日に申請が許可されました。
60日という最終期限から2週間近くの過ぎていました。
・・・それが助成金第1回目を受けとるまでのストーリーです。
近くの役所の出張所では、医療費控除のことなんて教えてくれなかったし、
『数万円でもオーバーしていたら厳しいですね』
なんて言われていたんです。
だから、Fさんがいなかったら・・・
そもそも犬の登録申請の場所と、助成金申請場所のフロアーが違っていたら、助成金を受けとることはなかったと思います。
いろんな偶然が重なったこと、そしてFさんや期限を過ぎても待ってくれた役所の方々に感謝です。
他にもいろんなことがありました。
治療が上手くいかず、Fさんの前で涙を流してしまったこと。
忙しいのにも関わらず、私の話を聞いていました。
その時隣では母子手帳の申請に来ていた方がいました。
『窓口をなんとか別にならないですかね
』と言ったこともありました。そんなこともあり、今では申請時には個室を用意してくれるようになりました。
そして6回目の申請時、
私は念願の母子手帳も同時に申請することができました。
Fさんに報告がしたかったのですが、すでに異動されており、報告することができませんでした。
・・・そんなたくさんの思い出がありましたが、ついに最後の申請を迎えました。
まさか助成金をフルに使うなんて思ってもいませんでしたね・・・
でも本当に助かりました。
最後に担当者の方に、
『今までありがとうございました。今度は必ず母子手帳の申請に来ます
』と伝えました。そしてもう一つ、
『ぜひFさんにお礼を伝えてください
』と言うと、『必ず伝えます
』と言ってくれました。そして私は保健所を後にしました。
外に出てふと桜の木を見上げたら・・・
こんなに綺麗な花が咲いていました

私は桜の花が大好きです

この桜の花
に誓いました。『いつか必ず子供と見に来るからね
』って・・・退職と同時に助成金を受けれなくなるのは痛いけど、
これからは自力で頑張ります

・・・助成金にまつわる思い出を書いていたらかなり長文になってしまいました。
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