おはようございます。きてぃです。キティちゃん



今回でこの、我が子が天使になるまでという記事は終わりになります。
(今回のこのシリーズの記事の一覧↓です。よかったらご覧ください)
~運命の判定日~
~エコーで見えたもの~
~友人に報告~
~妊娠を実感するには?~
~初たま~
~胎嚢確認~
~パパとママの気持ち~
~赤ちゃんの性別とマタニティーマーク~
~産院と母子手帳~
~心拍確認・・・~
~マタニティーブルー~
~医師の口からついに・・・~
~奇跡を願う~
~小さな出産・・・そして~
~1年目の供養~





今回、この記事は、流産後の自分自身の気持ちを整理するために書き始めました。



私が妊娠していた期間は、検査薬が陽性になった、平成25年4月15日から、
病院で完全流産と診断された、平成25年5月20日まで、わずか1ヶ月と5日。



私にはとても長く感じました。



赤ちゃんの産声を聞くことなくお別れしなければならなかったことはとても悲しい出来事でした。



自分自身が流産を経験するまでは、周りでそのようなことがあっても、それがどういう事なのか、そして悲しみの深さがわかりませんでした。



母が初めての子供を流産したこと、姉が2人目の子供を流産したことを聞いても・・・



自分自身が経験してみて初めて分かりました。
『我が子を亡くすということはこんなに辛いことなのか・・・』と。



結婚すれば赤ちゃんは授かる

妊娠すれば赤ちゃんは生まれる



今までの私はそう思っていました。
でもそうじゃないことを知りました。



不妊治療をして初めて知ったこと。
妊娠に至るのも奇跡

流産を経験して初めて知ったこと。
出産に至るのも奇跡



・・・ということを。



私の命はその奇跡の上に、今この世に存在している。
そう思ったら、精一杯生きなければと考えるようになりました。



自分の命を懸けて、命の大切さ・尊さを伝えに来てくれた赤ちゃん。
自分の命の長さを知っていても、それでも私のお腹に来てくれた赤ちゃん。



小さな身体だったかもしれないけれど、私にはとても大きな存在です。



パパとママの子供として、
お腹に来てくれてありがとう



と言いたいと思います。



流産してしまったことはとても辛く、悲しかったけど、でも、それだけじゃありませんでした。



夫と2人で、喜び合ったこと。

私もお母さんになれたと思ったこと。

私のお腹には赤ちゃんがいる愛おしい気持ちになれたこと。

みんなにおめでとうと言ってもらったこと。



そんな嬉しく、幸せな思い出もたくさんあります。





今でも当時を思い出すと、涙が出たりすることもあるけれど、少しずつ前に向かって歩いて行けるようになりました。




これからは、我が子が教えてくれたことを胸に、そして再び我が子に会える日を夢見て、夫婦2人で頑張っていこうと思います。



痛みを知ったから、
人の痛みをわかってあげられる



そんな自分でありたいと思います。





長い期間、読んでいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いしますキティちゃん




我が子が天使になるまで』 ~完~










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