昆虫の話ですので、見たくない方は要注意!

 

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東海岸で大量発生しているSpotted Lanternfly。日本語では「琵琶羽衣(ビワハゴロモ)」という美しい名前がついていて、羽根にはドット模様で、羽根を広げると中は赤い一見綺麗な昆虫。

 

少し前に中国から東海岸に入ってきた外来種で、これが農産物に甚大な被害を及ぼすらしい。


米国農業省が、If you find it, kill it, smash it!(見つけたら殺せ、踏みつぶせ!)と警告を鳴らしている。

 

 

 

9月に入って、マンハッタンの街中でもこれを頻繁に見かけるようになってきた。道路にも結構いるから、おそらく公園なんかに行ったら、木の周りにはもっとたくさんいるのではないかな。

 

おお、これがそうか!と写真を撮っていたら、その先から、すれ違い様に歩いていた女性が踏みつぶしたびっくり

 

踏みつけられる前


踏みつけられて死んでいる


害虫とはいえ、全長2センチくらいはある昆虫を、踏みつぶすのはなかなか勇気がいる。私なんか避けて通ってしまう。

 

でもまあ、米国農業省が「見つけたらその場で殺せ、踏みつぶせ」なんて言うのだから、それなりの理由はあるのだと思うのだけど・・・・。

 

なんとなく、瞬間的に、世界各地で起こってきた(日本も含めて)民族虐殺の掛け声を連想してしまった。

 

それにしても、人間とは、いとも簡単に殺生ができる生き物なんだなあ、と思わずにはいられない。

 

私も昆虫は大嫌いなので、私の目に入らないところで撲滅してほしいわ、くらいに思っているから、むしろもっと無責任なんですけど。それに、ゴキブリやらカメムシやらは、何の躊躇もなく殺生しますしね。


農業省の掛け声に無意識に慄いているのかもしれない。