*廻る廻る仮面は微笑んだ
さようなら。最後に笑っていたのは
誰なの?
*君の連れ込んだ世界は
おとぎの国で
偽りばかりが並んでいた
*君と歩く道は
さびゆく鎖のように
繋いだ絆
*もうすぐ
壊れてしまいそうな君は
まるで道化師
*悩んだ先にあるものは
君の運命と
何もない平野が広がっているんだ
*手のぬくもりは
優しさという名の
誘惑。
*あふれる愛と
伝わらない声(ホンネ)
それは擬人恋愛
*人形(ドール)だって
夜になれば
未知の世界へ誘い始める
*甘い夢
まっていたのは
辛い現実
*廻る廻る仮面は微笑んだ
さようなら。最後に笑っていたのは
誰なの?
*君の連れ込んだ世界は
おとぎの国で
偽りばかりが並んでいた
*君と歩く道は
さびゆく鎖のように
繋いだ絆
*もうすぐ
壊れてしまいそうな君は
まるで道化師
*悩んだ先にあるものは
君の運命と
何もない平野が広がっているんだ
*手のぬくもりは
優しさという名の
誘惑。
*あふれる愛と
伝わらない声(ホンネ)
それは擬人恋愛
*人形(ドール)だって
夜になれば
未知の世界へ誘い始める
*甘い夢
まっていたのは
辛い現実
どこからか鐘の音がなった。
急に視界が閉ざされた。
何も見えなくなった。
人はコレを眠りに落ちる…という
…
ふいに、まぶしい光がさした
その光は、まるで私を目覚めさせるかのように
そして、鳥の鳴き声がした。
どことなく可愛い鳴き声は
嫌いではない。
私は、目をこすりベットから起き上がった
どうやら、2度寝したようだ…
そして時間を確認する。
『9時……?』
あれ?おかしいな…まだ寝ぼけてるのかな…
もう一度目をこすりしっかりと確認した。
9時…
何度見てもその時計は9時を指していた。
『…っ!?』
「ブラッディー・クロス」
『は?』
「いや、正式にはホーマー・ブラッディ・クロス」
外国人なのだろうか?
それともコスプレをしている変人なのだろうか…
疑問が溢れた。
「なんだ、その顔…まさかっ…お前…名前を聞いても…」
彼は何かを言いかけた
しかし、口を閉じた。
そして
「…気が早かったようだな。お前今日…」
『え?』
また、何かを言いかけて口を閉じた
「…必ず、迎えに来る。」
彼は小声で何かをつぶやいた
私には”それ”が聞き取れなかった
いや、”私”が”それ”を拒んだのかもしれない。
そして、彼がゆっくりと消えていくのが見えた
私はとても不思議なことなに
驚かなかった
ただ、ただ消えていくこの人が
寂しそうな顔をしているかのように見えて
不意に見つめていた。
彼が見えなくなったことを確認すると
フッと時計に視界に入った
それは、何かを訴えるように
ピッタリと12時を指していた。