「本日放課後より、教室移動を行います」

朝のホームルームで言われた

次へのステップアップの序章である

教室移動。

「先生、部活は無いの?」

「終わったらやるよー

たいしたこと、しないよ

棚と教卓入れるだけだし

あ、ここの掃除と数個だけ

机移動するけど」

「十分くらいで終わるね」

「早く終わらせて部活行かなきゃ!」

「詳しいことは、また放課後ね」

先生が職員室に戻り

教室はざわつく

「ヾ(・∀・`o)ネェネェ!」

「相葉くん、どうしたの」

「俺と、棚の移動やらない?」

「早く終わらせて部活
行きたいもんね?いいよ」

「…まぁね(笑)

新学期になるのかー

俺ら、三年になるんだねー
良い後輩できっかなー?(笑)」

「相葉くんは良い先輩だから大丈夫でしょ」

「アヒャ! そうかなー?○○ちゃんは部活やってたっけ?」

「文化部に所属してるよ
こっちは、潰れない程度の人数いて
欲しいなー(笑)」

そんな話しをしていれば
あっという間に放課後。

「よし。やろうか

俺がこっち持つよ」

2人で棚を移動したとき

私の後ろの方に気がついた

彼は私の腕を引いた

「危なっ

おい、○○ちゃんにロッカー
ぶつかりそうになったぞ!」

「すまん、二人とも大丈夫か?」

「あ、うん」

「気をつけてよー(笑)」

「ところで相葉」

「うん?」

「お前はいつまで彼女に

くっついてんだよ(笑)」

「へ?

……!!

ごめっ」

「う、ううん、大丈夫

(気がついてなかったのかな)」

「あ、あのさ
部活のあと話したいことが
あるから一緒に帰らない?」

「いいよ、玄関にいるね」

じゃ、また後で

そう言って去っていく彼を見て

なんだか、どきどきした。

話しってなんだろうな


終わり