精神科のお薬を飲み始めたのは、2019年1月からです。
今回、それから3年3か月経って断薬に至りました。
これまでのお薬のまとめを残しておこうと思います。
完全断薬と言っても、正確には漢方薬は飲んでいるので今回は西洋薬に限ってのお話しになります。
最初の処方で衝撃を受けた
2019年1月3日、あまりの苦しさに休日診療医を広報で見つけて来院。
そこで処方されたのは
リーゼ1日2錠
ドグマチール1日2錠
ミルタザビン1日2錠
レンドルミン寝る前1錠
服用すると、それまでのあんなに苦しかった症状が消え、うそのようにラクになったのです。
夜もぐっすり。じきにレンドルミンは飲まなくなりました。
でも、特に離脱症状はなく(抗うつ薬が盾になっていたのでしょう)
1年くらいで10キロくらい激太りしてミルタザビンがレクサプロに変更になりました。
断薬チャレンジ1回目
2020年6月 服用開始1年半で断薬を決意。
リーゼ、レクサプロ、ドグマチール(1日2錠計6錠)を1錠づつを2週間ずらしながら断薬。
離脱症状に耐えられずドグマチールだけを再服薬。
同時にパタリと眠れなくなったのでレンドルミンを服用開始。
断薬チャレンジ2回目
2021年5月 ドグマチールの断薬にチャレンジ。
1/4からの断薬だった(主治医にそう指導されてた)ので、今から思えば急すぎたのかも。
激しい発作を起こして救急車で運ばれます。
症状を落ち着かせるためには再服薬するしかなく、2週間後からまた1/4を飲み始めました。
断薬チャレンジ3回目
そしてドライカットで超微量になるまで削り、減薬を続けて今回の断薬に至ります。
服用開始2019年1月
リーゼ 2020年6月 断薬
レクサプロ 2020年6月 断薬
(減薬期間4か月)
ドグマチール 2022年3月 断薬
レンドルミン 2022年3月 断薬
(減薬期間1年9か月)
あくまで私の感覚ですが、ベンゾ系よりもメジャートランキライザー(ドグマチール)の方が手強かったように感じました。
もしあの時に戻ったら
もう二度と精神薬は服用しない。と決めていますが、もしあの、最初に処方されたときに戻れたとしたら私は薬を飲むのかどうか考えてみました。
・・・・やっぱり飲むと思います。
それだけ、どうしようもない状態だったので、薬を飲むことでしか解決しようがなかったと思うんですね。
知らなかった、こんな薬だと説明されていれば飲まなかったのに。って言う人もいますが。
先のことを言われても、今苦しいのをなんとかしてくれるなら飲みたい。とその当時のことを考えればそう思うのです。
私にとっては、生きるか死ぬかの瀬戸際でした。
だからいろいろ飲んだことによって苦しんだけど、それでも薬で助かった部分も多々あるのです。
戻れるなら、その時じゃなくパニック発作らしきものが出始めたころに戻りたいです。
そのときは原因も分からずなんの対処も出来なかったのですが、今の知識を持っていれば疲労とストレスを減らすためにできることはたくさんあったのです。
・忙しすぎないこと
・自律神経を整えること
・自分を大事にすること
・ゆっくり休むこと
まさか自分が精神の病気になりかかっているなんて思わなかったので、そのまま突っ走ってしまったのが後悔ポイントです。
「なにかヘンだな」と思ったときに、今通っている漢方薬局のお世話になればよかった。
最初の病院で出された半夏厚朴湯はまったく効かなかったけど、病院で出されるものとは量も質も違うので、きっと未病のうちに対応できていたと思うんです。
精神薬を飲む前に。
精神科へ行きましょうキャンペーンの前に、もっと他に方法があることを政府なり行政機関なりは啓蒙すべきじゃないかと思います。