春の彼岸が過ぎていく。

私は消えたい願望から逃れられずにいる。

私との関わりを絶ってほしいと申し出ても受け入れてもらえない。

今はダメだと・・

いなくなったらさみしいからと・・

そして、とうとう悲しい言葉を耳にするはめになった・・

勝手に消えるなら、そのあとのことは希望に沿わないで残された者の思い通りにさせてもらう と。

そうなんだ。。

私の希望は叶わない

私は灰になって自然に消えて行きたかったのに・・

叶わない願いなんだ・・・




かなしい



もう、どうでもいいかな。。。

後のことなんて

託しても意味ないのかも・・

託された者の負担になるだけで・・・

願いなんて残したらいけないのかも。。。


2月が終わった
この2月は私にとって闘いだった。
消えてしまいたいと思っていたのが、
消えてもいいのだ。
消える意味がある。
人を守るために。という理由が自分のなかに芽生えた。
その理由は精神科の先生に言わせると、アニメチックなものだと失笑された。
しかし、私の頭の中は消えることで一杯だった。
それも確実に消える・・と。

その反面資格試験を受験するための準備もした。
消えるなら受験など意味がない。そのための勉強も意味がない。
わかっていた。
頭ではわかっている。

しかし、この両極端の思考がぐるぐる回る。
勉強の手を止めると、消えることばかり考えて・・・

生きていてほしいと言われた。

消えたほうがその人を守れるのに?

それは一瞬のことで、その先はもっと困ると言われた。

でも私の代わりはまた見つければいいのに?

そんなことできないと言われた。
存在が必要だと言われた。
いないとさみしいと言われた。

こんな私でも?

消えてもいいと言って・・・・
消えて受難を乗り越えた先は、新たな生活を送っていけると言って・・・・
存在が消えても大丈夫だと言って・・・・
こんな私は存在の意味がない。
意味のない存在より、意味があることを選択したい。
消えてもいいと言って・・・・

消えて欲しくないと思ってる人がいると何度も聞かされた。
口先だけの言葉?
私は訝った。
なぜ?私なの?
私の存在を望む人がいると・・・
私の存在が消えると悲しむ人がいると・・・
なぜ?こんな私の存在・・・
その人は先のあることを話す。
消えるから関係ないと私は耳を貸さない。
でもその人を守るために消えようと決めたのに、なぜ未来を話す?
消えることは守ることにならないの?

もっともっとずっと守っていてほしいと言われた。
そのために生きていてほしいと言われた。




消えることが出来なかった。。。
今消えることは守ることはできても守っていくことができないと言われた。
私の存在が消えた後、乗り越えることができないと言われた。
消えることが出来なくなった。。。

消えようと思っていた日が過ぎてしまった。
資格試験日には会場に向った。
勉強はできていないので結果は目に見えているが、消えないでいることが受験した意味なのだろうか。

私のなかに生と死が交錯してせめぎあっている。
2月が過ぎていった・・・・・

友の音信が途絶えた

ネットでの知り合いの友の音信が途絶えた。
メッセにログインしている気配が全くない。
どうしているのだろう・・・・

本人の意志で音信を絶ったのだとしたら、
そっと見送るしかない。

病気と闘いながらの日々。
ネットが救いになる場合と
引きずり込まれる闇を感じる時と 個人差があるだろう・・・

私のほうが先に病気を患い、
その様子を見ていた友は、
自分がどの立場になってしまったことで
私の病気との闘い方との違いを感じて
私から離れることを選択したのかもしれない。

どうか 少しでも穏やかな時間をすごしていますように。。。祈るしかない。
運転中に涙がこみ上げてきて止まらなくなった。
嗚咽が叫び声に変わる。

夜なので私の様子は外からは見えない。

車中なので叫び声は許してもらって。。。
ただ、息が苦しいのと、涙で前が見えないのが運転する私自身恐怖だ。

暗い道が涙で見えない。
前方の車のテールランプと信号の色が滲んで見えるだけだ。
左側を車間距離をとって走っているため、どんどん追い越されていく。
追い越されていくことは気にならないが、割り込まないでほしい。
「寄ってこないで~寄ってこないで~よ~」と大声で叫んでいた。

車中のほかの人はお酒を飲んでいるので
運転を代わることができないのだ。
泣いて叫んでいるのに ハンカチすら渡してくれない。
あふれる涙をまばたきで必死に目からこぼし前方を見詰める。
ともすると息が苦しくて過呼吸になりそうになる。
のけぞったら最後ぶつかってしまうか 後ろから追突される・・・

パニックになっているので前のことしか考えられない。
横によって運転を中止することは思い浮かばなかった。
まぁ道の端に寄っても薬を飲む水がないので、対処できないのだ。

信号とテールランプとの距離しか必死にみていないため、
家に帰るために曲がる交差点を通り過ぎた。
そこでやっと車中の人が声を出した。
「まがる!おい! どこ行くんだ?」
「見えてないんだから わかんないわよ~! 見えない。見えない。見えてない。」
次のジャンクションで降りるために左に寄ったがカーブが見えない。
ガードレールにぶつかりそうだ。。
ブレーキをガンガン踏みながらガクガク曲がっていく。
「おいおいおいおいおいおい・・・」と言われても見えない私はぶつかることを回避することしかできないのだ。
本線に合流する際に後ろから車が接近してきた。
抜いて行ってほしいのに、寄って来る。
「くるな~くるな~よるな~」と悲鳴をあげた。

また 交差点を曲がらないと家の方向に戻れない。
「見えてないんだから。ハンカチかティシュ!それくらい取ってよ~」私の悲痛な叫び声にやっとハンカチが差し出された。なんで気がつかないのだろう。涙したことないのだろうか。
涙したときの視界を知らないのだろうか。

片手でハンカチで目を押さえながら、震える手でハンドルがふらつくのを必死に握り締める。

やっと家についた。

自力で降りられなかった。
「ほら早く降りろ~」引きずりだされて、家の中に引っ張っていかれた。
震えていて体が硬直していて薬が飲めない。
薬と水を握らせてもらった。
薬を口に運ぶ。水が震えて口に当らない・・・・・
コップを口に当ててもらってやっと飲もうとするが飲み込めない。
何回もゴクンゴクンとやって喉を通過した。

自分は死んでもいい。
しかし、運転中は誰かを巻き込む。
それだけは嫌だった。

大音響で音楽をかけて走る車はいるが、大音響の泣き叫びと悲鳴をあげて走る車は
騒音というより鬼気迫る犯罪だろうか。。。。