階段から転げ落ち、大ケガを負った勇(角野卓造)。長女の愛(吉村涼)、誠(村田雄浩)夫婦ら従業員から勇に付き添うように言われ、五月(泉ピン子)は看護に専念することに。五月は、勇がリハビリをする間、長男の眞(えなりかずき)・貴子(清水由紀)の家に住まわせてもらおうと期待するが、義父母との同居に自信が持てない貴子は猛反対。眞は長男としての責任を感じ、懸命に説得するが、貴子は“長男が親の面倒をみるのは当たり前”だという五月らの考えに反発し、息子を連れて家を出て行くと言い出す。その上、「幸楽」を継ぐつもりがないのなら今のうちに遺産相続の権利を放棄して、愛に五月や勇の面倒をみてもらえるようにしてほしい、と貴子は眞に懇願する。