来週は一種間お休みを取って Lake Tahoe にいく予定。

私の両親が日本からやってきてタホで落ち合う予定になっている。



働き始めてから初めての長期バケーション。 心うきうき、待ちきれない。

自転車に乗ってタホ湖の回りを一泊で回る予定もしている (もちろんニールと二人で、両親は抜きです)


ニールが私のうきうきぶりを見て、ちょっと心配そう。


あのね、kitten、あまり期待しすぎるとがっかりする量も比例して大きくなってしまうから、もうちょっとイージーに考えようね。

フレキシブルなバケーションになるようにね。

と念を押す。




そのままなぜか、二人でバケーション中に起こりうることを想像し始めた。 二人とも想像力は逞しい方である。

まず、出発当日。 一応朝9時頃までには出発したいね、という私。

現実に起こりうるのは...



まず、ニールは荷物の準備を事前にできないたちであるので、”きっとニールが朝になってやっと荷物を詰め始めるね”

探し物が見つからないのと、莫大な量の荷物が車に入りきらなくてきっと12時頃まで出発できない。


これがもとで車の中でけんかをするか、私がその場はいいような顔をして後からねちねちとニールをいびる。



タホに到着後、忘れ物に気づく、または何か重大なことに気づく (ストーブをつけっぱなしのままとか)


翌朝、早起きの kitten は早朝に出発する、自転車レースを見たくて朝からせっせと準備をするが、ニールは眠たくて、いやがり、なんとなく険悪な出だしになる。


自転車一泊、タホ周遊旅行にでかけたニールと kitten。
自転車野郎のニールは最近購入したばかりの自転車を持っていたが、乗り始めてから以前気がつかなかった欠陥に気づき、ツーリングの間中ぶつくさと文句を言い続ける。

日頃あまり自転車に乗らない kitten は坂の多さに疲れきって無口になって行く。
キャンプに到着した頃は疲れきってものも言わないようになってしまう。


なんとか無事に、両親の待つホテルへ帰ったが、両親は遊びほうけていてどこに居るかわからず、ニールと kitten はホテルで何もせずにひたすら待つのみの4時間を送る。


なぜかホテルの部屋のインターネットがつながらない。





あぁ、ニールと kitten はなんて悲観的なものの見方をするのだろう、二人でこの想像に20分ほどを費やし、すっかりバケーションが終わったような気がしてぐったりと疲れてしまった.

結婚も10年近くなると、すっかり相手のことがわかってきていろいろなことに予想が付けられるようになる。




それでもけなげに、バケーションを心待ちにしているニールと kitten です。


職場で事務を勤める女性が結婚することになったそうで、Wedding Shower があった。

日本で働いていた頃は、こういったお祝い事はアフターファイブ、仕事の後に行われるものだった。

アメリカではよく職場にて就業時間中に行われることがある.

本日はランチタイムをかけて、11時半頃から1時過ぎまで会議室でこの Wedding Shower が開かれた。

持ち寄った食べ物やドアプライズまであり、ちょっとしたパーティーだ。


会議室もしっかり飾られていつもの味気ない部屋とは大違い。
サラダ、ミートボール、フライドチキン、チップスとサルサ、カラフルなフルーツパンチなどが並ぶ。


このような催しごとに、仕事中の時間を割いていいのかふと不安になるが、やっぱりアメリカ。

しっかり就業時間中にパーティーをして、五時きっかりに帰宅した人がほとんどだったようです。
州外に住む母親のクライアントが子供に会いに行くためにかかった費用を請求してきた。

裁判所に関係するケースで、子供との面会が義務づけられているため、親に支払い能力がない場合はソーシャルサービスのデパートメントが支払いをする場合がある。

もちろんお役所であるので、事細かな書類を作成し、理由を述べ、いくら返済するべきか書かされる。


五月の半ば頃に一切の書類を作成して、上司に回した。

上司は書類を確認し、サインをしてそのまた上司へと回す。

こうして書類はビルディングからビルディングへと旅を重ねて、経理課へと到着することになる。
もちろん、ここで一休み、あちらでお茶会と行ったように書類はあちこちで足止めをくらい、一週間から二週間ほどの長旅になることも珍しくはない。


裁判所から認められている場会は十中八九 認められると考えてよい。

したがって、直属のスーパーバイザーからサインをもらった時点で、このケースの書類はすっかり私の頭から忘れ去られていた。


しかし...


今日クライアントから電話でチェックがまだ届かないと問い合わせがあった。

軽く二週間は超えているので、あわてて経理へ電話をかけてみた。


経理の担当の女性はのんきに、あー、何となく覚えてるわ、見た記憶あるのよね、とコンピューターをチェックしてくれた。 だが、実際に払われた形跡がないらしい。


もうちょっと待ってちょうだい、詳しく調べてみるわ。 といって電話を切られてしまった。


仕方なくクライアントに電話をかけて、事情を説明する。

気のいいクライアントだったので大事にはならなかったが、運が悪い場合は電話で延々と愚痴を言われてしまうことになりかねない。


あぁ、書類さん、どこでバケーションを楽しんでいるのだろうか?


同僚たちが回した書類のコピーを必ずキープするのよ、と念を押していた訳がよくわかった。


紙の無駄遣いのようだが、致し方がない。自分のみを守るのが先決、という訳だ。

すべての書類に、トラッキングシステムをつける日が早く来るといい...



チェックが遅れたクライアント、ごめんなさい。


雨の多いこの地域。

Slugs、ナメクジを良く見かける。

ヌメッとしているので嫌われがちななめくじさんであるが、よく見ると非常にかわいいものである。

形や色も思ったよりもいろいろで、バナナスラッグと言われる、黄色いナメクジ、茶色のナメクジ、模様の入ったナメクジなど。

小さなやつから巨大なナメクジ、15センチくらいあるやつまでいる。


雨の降った後に、いい気になってのこのこと歩道に繰り出したものの天気が回復し始めて、歩道で立ちすくんでしまっている。

ニールは、こんなナメクジさんたちの強い味方だ。

ヌメッとするのも気にせず、巨大なのも気にせず、さっと拾い上げて近くの日陰の草の上にそっと引っ越しさせてしまう。

放っておくと、歩行者や犬たちに踏みつぶされてしまうか、お天道様に焼き殺されてしまうので救出せざるをえないのである。


個人的に私はそこまで愛虫精神がないので、一人で歩いている場合はあまり気にかけないが、ニールと一緒のときは、鷹のごとく目を光らせて、ナメクジを見つけるたびに立ち止まり得意気に指をさす。

私の見つけたナメクジをニールが救出する。結構いいチームワークである。


カタツムリもいる。 もちろんカタツムリも救出される。



日によって、カタツムリの多い日と、ナメクジの多い日、ミミズの多い日に分かれる。
きっと、微妙なその日の湿気によって彼らの外出の欲求が変わるのだろう。


ただの虫、と思っていたのだが、そしてあまり好きではない部類に入る虫の類いであったのだが、毎日のように救出しているうちに、何となく愛着がわいてきた。

ピコッと出ているアンテナ、微妙な色具合、かわいいものである。


きっと、育ってきた環境や、周りの人の影響で好き嫌いというものが自然と形成されて行くのだろう。

美人の条件が昔と今でかなり違ったそうだが、頷ける。

もし、ナメクジやクモなどが、あがめ奉られる環境に育っていたら、きっとクモもナメクジもかわいいと思っていたのだろう。

いったいどこまでが自分だけの考えや感じ方で、どこからどこまでが他人から受け継いだものなのか、興味深いものである。

日本にいた頃はごみの収集日と言えば近場の収集所へごみバケツを持っていく日であった。

アメリカは収集場所というのではなく各家庭の前、あるいは裏側の道路側に巨大なごみ箱をゴロゴロと引きずって行き置いておくと朝方トラックがやってきて回収して行く。

大型のトラックから機械のアームが伸びてきてゴミ箱をむんずとつかみ、トラックの真上まで持ち上げ真っ逆さまにしてゴミ箱をからにしてくれる。リサイクルもこれと同じ要領で回収されて行く。

私のいる地域はリサイクルのゴミ箱が通常のごみ箱よりもかなり大きい。 ゴミ箱が縦割りにされていて、片側に紙製品のリサイクル、もう片方にその他のリサイクルを入れるようになっている。

リサイクル収集車はこのゴミ箱を持ち上げて、やはり、逆さまにして中身をからにする。

違う種類のリサイクルをいったいどうやって分ける仕組みにするのか知りたくて、回収車を目にするたびに、ストーカーのごとく目を離さずに見守るのだが、なんせ大型トラックでトラックの上側がどうなっているのか見ることができないのでなぞのままだ。

アメリカでの大きなもの大きな人に囲まれての生活にすっかり慣れてしまった今日この頃なのだが、ふと、日本にいた頃のごみバケツを手で運んで収集場所まで持って行っていた頃を懐かしく思い出した。

日本にいた頃よりもごみの量が格段に増えている気がする。消費者大国にすっかりとけ込んでしまっている。

環境を大切にしたいと思い、車を使わないような生活を心がけて入るものの、意外に身近な所の環境保護ができていないのかもしれない。一度自分の家のごみを観察して、何をカットできるのか見直してみる必要がありそうだ。