浅田真央選手がソチ五輪フリースケーティングで公言通り、
6種類(アクセル・ルッツ・フリップ・ループ・サルコー・トゥループ)全ての3回転ジャンプを降りてくれました!

嬉しい!

もうとにかく素晴らしい!
真央ちゃん、レジェンド!
この一言に尽きます。



審判員からよく回転不足を取られる冒頭の3A、
そのあとの3-3Loが決まるまで、前日のSPのコンビネーションジャンプが抜けてしまった事もあってドキドキしてたんですけど、
後はいつものスケーター・浅田真央選手の滑りで
見てる此方が「6種類3回転ジャンプ、行ける! よし、次は…決まった! やった!」と、浅田選手と共に前人未到のプログラムをクリアーしている気持ちになりました。

あれほど一緒に挑んでる、って全身から感じられる滑りをオリンピックで見れて本当に素晴らしかったです。

感涙ってこういう事を言うんですね。ほんと。


生中継の時はまだ後半のジャンプまでは「大丈夫、跳べる、跳べる。ノーミスで行ける」って冷静に見れたんですけど、今はVTRの3回転半を降りたシーン見ただけで泣いちゃうんですよ。



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しかも、あの浅田選手が演技終了後に涙を零している姿を見たら、またポロポロ涙が止まらない。

どれだけ苦しかった
どれほど自分に向き合って今日まで来たのか
そして、オリンピックの舞台で前人未到のジャンプ構成のFSをノーミスで滑り切れた達成感



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もう、この涙からの笑顔で十分過ぎるくらい伝わって来ますよね。



演技終了後のすぐのインタビューで「メダルには届かないと思うんですけど、やれる事はやれたので良かったです」って、あんなに素晴らしい演技をしたのに
メダルを日本に連れて来れない結果を謝っていた事に申し訳ない気持ちにもなりました。
色んな人達から「メダルを!」って言われ続けたり善くないプレッシャーがあったんだな、って判ったので。




それで気になる、6種類3回転ジャンプの記録

観戦中は、目で判る回転不足は見つからない
バンクーバー五輪に続きギネス記録!
って喜んでたんですけど、二つのジャンプ回転不足判定されちゃいましたね…。

女子選手であの高難度ジャンプ構成に挑める選手は他にいないので、すっごく残念です。

それにしてもジャッジは、浅田選手に厳しいですよね。
ジャンプの出来栄え加点も極端に少ないですし。

認定しても問題ないジャンプだったのになぁ、って口惜しく感じます。


ただ、冒頭の3A!
これ、今季初めて認定されたんです。それもソチ五輪で!


そう、つまりは五輪二大会連続・同一女子選手のトリプルアクセス成功なんです!

初めての事です!

五輪史上初の記録達成なんです!

ギネスです!

もう本当に嬉しいです!


実は私、浅田選手が五輪で計3回3A跳ぶジャンプ構成にすると報道された時、少しガッカリしたんです。
3Aを3回のジャンプ構成は前大会で成功させているのだから、前大会メダリストでありジャンプ修正をして来た浅田選手には、3-3を入れた新しいジャンプ構成で挑んでほしいなぁ…って。
そういう思いがあったので年明けのニュースで「6種類3回転ジャンプ構成」を見た時、嬉しくて泣いたんですよ(笑)。

メダルがどうのこうのじゃない、純粋にワクワクして来たんです。
浅田選手なら出来る、って。それを五輪で見れる、って至福な事ですからね。



浅田選手が全身全霊で挑んでくれた結果が世界中の人達の心を動かし、フィギュアスケートの持つスポーツ性と芸術的普遍性を示してくれたばかりか、
ギネスブック登録ともなって本当に嬉しい。

二大会連続メダリストになれる選手は幾多と居ても、嗜好が違う人達に感動を与え、
五輪二大会連続でギネス記録を達成した女子選手は他にいないでしょう。

もうレジェンドですね。

ありがとう、浅田選手。



そして、もちろん他の選手も素晴らしかったです。




各選手への総括の感想はまた後日書きます。



もう、浅田選手のレジェンド演技とギネス記録に感服です!