今日の名句
   ○ つきぬけて天上の紺 曼珠沙華   山口誓子

嵐が吹きあれている間になんと曼珠沙華の緑の茎か゜一斉に
ググッと伸びていました。
嵐のせいでもなく、雨のせいでもなく、お彼岸の中日が近いと
いう秋の気配を草が感じたんでしょうね。すごいことです。
我が家の庭もちょっとした曼珠沙華の群落になりつつあるの
で好きな方はどうぞ見に来てください。

まんじゅしゃげだいあもんどりりー

黄色や白の花をつけるダイヤモンドリリーも増やしたいのですが
値段が高く、性質が弱いのでなかなか実現できないでいます。


① 街角美術館で
嵐の3連休いかがお過ごしでしたか?
3連休の2日目、雷鳴とどろき、豪雨注意報が出ている中、
tatuさんを誘って古河に行ってきました。
普通は家を守るため待機するところなのに、非常識な行動だな・・・
と思いつつ、嵐をかき分け古河の街角美術館に行きました。
職員の方々も笑顔で温かく迎えてくれました。
お目当ては、版画家小倉氏の作品を鑑賞することです。
12年度県美術展に入選した古河市在住の作家さんたちの
作品を一堂に集めた展覧会です。
古河らしく篆刻の作品もたくさん展示されていました。
龍をモチーフにした緻密で迫力のある小倉氏の版画は広い壁面
に1点飾られていました。
きれいに整備された石畳の道路、重厚な煉瓦造りの街角美術館
で見ると、雑多な県展と違ってひときわいいですね。

はんが



②天空遊行
2番目にすぐ近くの坂長袖蔵ギャラリーに移動し、草間徹雄氏の
写真展「天空遊行」を観賞しました。

古河の町


天空

  インド奥地チベット文化圏の天空の地「ラダック」を取材した写真展
ですが、1枚目の広大な風景から圧倒されました。
ちょうど写真に合うような音楽が流れていたのですが、なんと当番の
方が真空管アンプのステレオを、雨に濡れないよう嵐の中慎重に
運んできたのだそうです。  すばらしい気配りですね。
また、写真展の作品は岩波から写真集として出版されていました。
草間氏とはお会いできませんでしたが、さすがと感服いたしました。

③阿蘭陀料理
写真展の会場である袖蔵をそなえている坂長とは江戸時代の
商家だった建物を約2億3千万円の費用をかけ、市民のお休み処
やギャラリー、多目的ホール、レストランなどに改装した所です。
ここでは、なんとオランダ料理が食べられるんです。
西洋料理じゃないですよ、オランダ料理です。
しかも趣のある蔵の中の秘密にしておきたいような席で・・・

レストラン

奥の座敷で料理を待っていたら・・・なんと太陽の光が・・・・・・
非常識な判断で出かけてきたのに、なんと祝福の光が・・・・・
嵐の中の客だったのでお店からのサービスも・・・・・

パンネクック

阿蘭陀料理のメニューは「パンネクック」といいます。
大きなパンケーキの上にサーモンのマリネ、カボチャ
サワーヨーグルトが乗っていて、一見軽そうですが
とても食べ応えがあって満腹になりました。
季節によって上に乗るものが変わるのだそうです。
そして飲み物はもちろんオランダコーヒー
紅茶のようにプレスして粉を沈める飲み方です。
これってダッチコーヒーの事ですよね。

デザート

オランダ料理とデザートに満足して外に出ると嵐はどこへやら
ウソのように静かな石畳の道と趣のある街のたたずまい!
今日はたった2ヵ所だけだったのに、古河の歴史の深さと、
それを大切にしている文化にすっかり心打たれました。
古河は深いものを持っているな・・・・・・・

追記  ※ お店の中でうれしい秘密見つけました ※
今回行けなかった記念館鷹見泉石の子孫久太郎氏が
あの児童誌「コドモノク二」の編集長で、イサムノグチの父親である
野口米次郎や幼児教育の先駆者倉橋惣三と親しく交わっていた
ことがレストランにあった本から判明したのです。
こりゃ今度は歴史博物館や泉石記念館に行かなくちゃだめだ!
しばらく古河の魅力にはまりそうです。