4月14日 (日) 晴れ 地震あり
 
今日の冗句 ○ ほしいのはとなりの寝息まな板の音

さあ、第2クール最後の点滴10時間です。
これが終われば家に帰れるぞ。
つながれる前の朝の時間は大切なので、今日も散歩にでかけましょう。
  オッと見逃すところだった!藤の花がもう咲き初めていました。   
fujinohana
これはこれはニュートンの生家のりんごの木だって!すごいね! 
newton 
  生命力の強い明日葉、誰かちゃんと摘んで食べてるようだ。いいね!
asitaba

さて、今日は「がんですね」といわれた人がどんな心持で過ごすかについて
なかにし礼さんの本「生きる力」講談社 が、私にとって心に響くものだったので
引用でたどって見たいと思います。  
生還までいけるかはそれぞれでしょうが・・・心の動きがとても力になります。

①2月22日
  よりによってこの俺ががんになるなんて。
  自分だけはがんにならないと、人は誰でもそうおもっている。
  そんな理由なき強がりは一瞬にして吹き飛んでしまう。
  現実はもっと無感動であり非常だ。
②2月27日
  「悔しいわね。去年の春、胃カメラさえやっていたら、初期段階で発見
  できたのに。私がもっとあなたに言うべきだったわ・・・」
③がんになったということは、昨日までの自分ではない、見た目は違わなくても、
  自分の意識としては、どこからどうみても”油虫”で人に触れることは慎まなけ
  ればならない。
④3月15日ころ
  私は希望なき世界に沈んでいた。私はベッドに寝かされていた。
  抗がん剤を注入するための点滴の針が私の腕に刺さっている。
⑤3月25日
  私ははっきり目覚めた。妻も目覚めた。私たち二人の全神経、全能力を
  集中し持続させて、切らずに治すがんの治療法の検索に取り組んだ。
⑥5月16日  陽子線治療の開始  
⑦7月30日  がんはすべて消えていた
生還から
  それ(死)が現実問題として突然日常生活に落ちてきた。病室があり、
  ベッドがあり、腕には点滴の針が刺さっている、死という‘友‘が平凡な
  衣装を着て無精ひげを生やしてやってきた。

  がんというものは、よそから与えられたり、事故のように遭遇するものではない。
  自分が延々と抱えてきたもの・・・・・・・が突然何かの拍子に顔を出してきた。

  人生に意味はあるのか。・・・・しかし今、がんが、意味のない人生に意味を
  持たせてくれているではないか。hお

○ がんになって見えるようになったことが本当にたくさんあります。
○ 今治療中の人、家族の方一緒にがんばりましょう。
○ 今元気な人、がんは突然日常生活にやってくるんですよ。
○ できる検査はゆめゆめ怠りなく・・・・・