羽生結弦選手へ
24歳のお誕生日おめでとう!
BGMにどうぞ…Ballade No1
オリンピック二連覇の後も現役を続行してくれて、
ほんとに嬉しかったです。
そして、これからしばらくは、自分のためにスケートをすると、金メダルの記者会見で話していて、私の心も踊りました。
ゆづが本当にやりたいスケートが観られるんだもの、こんなワクワクすることは他にない。
100%スケート小僧になって、ゆづが心の底から楽しいと思えるスケート。
それは、どんなのだろう?
とっても楽しみ。
まず第一弾は、今シーズンのプログラムで体現したんだね。
お披露目のオータムクラッシクは観ていてワクワクしました。
心からありがとう!
この一年のゆづの演技で、特に好きなところをあげます。
☆平昌オリンピックSPの冒頭
強いピアノの旋律の下、目を閉じて静かに佇む。
研ぎ澄まされた空気が張りつめ、その瞬間、すべての背景が消えました。
ゆづ独り、遥か、銀河の彼方のシリウス。氷の惑星に立つ。
リンクの空気が一瞬にして変わったこの瞬間が好き。
☆同じくSP 冒頭のブラケット
しゅぱっとブラケットターンを決めた後、その脚のままスっとバックに滑っていく。
憂いをおびたピアノの一音の余韻のままに、すーっとスケートも伸びていく。
心の「切ない」スイッチが静かにオンになる。
この振り付け、ほんとに好き。
☆平昌オリンピックFPの3回転ルッツ
人知を超えた力ってこういうことなのか、という瞬間だったと思う。
何かの力がゆづに宿ったかのような奇跡の始まり…
…起こるべくして起こった奇跡?
運命?
宿命?
そんなことを思います。
☆同じくFP コレオシークエンス
ルッツをこらえスピン。
その後のコレオシークエンスの冒頭、ダン、ダンっ という音に両手を広げ、このステップに入っていきます。
龍の舞のようなダイナミックさ。
天空の雲を突っ切るような迫力。
オリンピックのリンクの上に更に目に見えない特別なステージがあって、
そこを舞っている感じがしました。
こんな特別な時間は今後もう誰も再現できないのかもしれません。
それくらいスペシャルなコレオシークエンス。
☆2018GPS ロシア杯 SPの4回転サルコー
冒頭の4サルコー。
ジャンプ前の一連のステップがファイルサイズの制限で載せられないのが残念。
ゆったりと美しいステップからの4S。
ほんとに軽々と美しく優美なジャンプ。
着氷後のステップも優雅。
四回転なのにステップの一部のように流れが美しい。
☆2018GPS ロシア杯 FP ステップシークエンス
前半に組み込まれたステップシークエンス。(長くGIFに載せられないのが残念)
ザ・ロシアという感じの振り付けがぞくっとする色気を醸し出してます。
こういう振り付けも板につくのね。
曲と振り付けと衣装がぴったり!
このステップシークエンス、好き。
最後に。。。
オリンピック後は、きっと、自分で判断して選択していく場面が、以前と違う状況で増えていくのでしょう。
つまり、年齢も経験も重ね、選択の自由と、それに伴う自己裁量のシビアさも両方同時に大きくなっていくのでしょう。他の24歳の青年と同じく(各人の影響力というかスケールは個々にちがうけど)。
新しいステージを進む君の冒険と成長の物語を楽しみに、またこの一年間をご一緒させて欲しいです。
君にたくさんのハッピーが訪れますように。
2018.12.7