リブログしたいと思ってずいぶん時間が経ってしまいました。

Yu-kiさんの記事、どうしても書きたかったので、ようやく上げることができて嬉しいです。

 

2月17日は平昌オリンピック、フィギュアスケート男子フリーがあった日。

ゆづが平昌で連覇を達成した日です。

(asahi.com)
そして、Yu-kiさんとお父様の大切な1日でもありました。

。。。。。ほどなく、お父様がお亡くなりになったのです。

 

17日はゆづの金メダル、しょまの銀メダルが午後の早い時間に決まり、テレビでは何度も彼らの演技が流されていました。

 

Yu-kiさんはお父様の看病のため、LIVEでは優勝の演技は見られなかったのですが、その後の放送でお父様と一緒にゆづの演技を見ることができたのだそうです。

Yu-kiさんがゆづファンだとは知らずに、ゆづの演技について穏やかに語るお父様。

 

お話になる言葉も、徐々に聞き取りづらくなる中で、

 

きれいだ、きれいだ、

 

と、ゆづの演技に呟くお父様。

 

そして夜のメダルセレモニー。

(AFP)

「君が代」を聞き、日の丸が上がっていくのを見ながら、

 

君が代を聞かせてくれてありがとう

 

と呟いたお父様。

そのあと、意識が混濁されていったご様子がYu-kiさんの記事に書かれています。

 

お父様が最後にご覧になった光景の中に、

 

日本人の美しい演技と

五輪金メダルの熱狂、

日の丸、

そして「君が代」。

 

お父様は日本人としてどんなに誇りに思ったでしょうか。

そして、それを娘のYu-kiさんと穏やかに一緒に共有した、かけがえのない時間。

 

なんて尊い時間でしょうか。

 

この平昌の金メダル。

ゆづの全人生を凝縮し、ゆづの夢が宝石のような透明な結晶に昇華した瞬間でした。

(毎日新聞)

そして、Yu-kiさんとお父様とのこの時間もまた、同じように透明な結晶になった気がします。

打算とか虚栄心とか嫉妬とか憎しみとか、そんな不純物を一切含まない、人間が持つ純粋な美しい感情だけで出来た尊い時間。

 

もし私が人生の最後を迎えるとき、誰かが、例えばアスリートが五輪の舞台でその人生を懸け、金メダルをとる瞬間を一緒に共有できたなら、、、

 

アスリートの人生を懸けた死闘を、金メダルを勝ち取った歓喜をどんな風に感じるでしょう?

君が代はどんな風にきこえるでしょう?

一番高いところに上る日の丸はどんな風に見えるでしょうか?

 

ありがとう、という気持ちでいっぱいになる気がします。

 

自分の人生の最後の大切な瞬間、

 

アスリートの競技人生全てを懸けた瞬間、

 

この二つが重なって見えて、何か、同じ思いを共有できたように感じるかもしれません。

 

ゆづと、Yu-kiさんと、お父様。

3人の大切な時間が重なった奇跡の瞬間のお話。

とても美しいお話として、私の心に残っています。

 

Yu-kiさん、大切な思い出をシェアしてくださってありがとう。

お父様のご冥福を心よりお祈りいたします。

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