◆プロローグ◆

。。。まさか、チケット当たるとは。。。汗

二次募集で。。。汗汗

しかも最終日。。。汗汗汗

 

ゆづの欠場発表前だったけど、まあ、出ないだろう、

ってか、絶対出ないでええええっ!!!!!

って、多くの人は思っていただろうから、もしかしたら、二次募集に応募した人数自体が少なかったのかも。

 

関東、しかも東京都内というアクセス抜群の全日本。

茨城の北のはずれの我が町からも比較的行きやすい。

 

私としては当選したからにはこのチャンスを逃したくない。

もしかしたら関東でやることは当面ないのかも。。。という強迫観念もあり、娘(小5)を連れて観戦することを決めた。

娘を一人で留守番させることはできないからね。

冬休み中でほんとよかった。

ゆづ欠場発表後にホテルの空きが見つかり、宿も運よく確保できた。

 

実は実生活で超多忙な波が押し寄せていたこの冬。

会場到着時間もすごく遅くなる予定。男子フリーの第三グループにぎりぎり間に合うかどうか。。。

自分の旅支度(調布に1泊)に加えて娘の支度もあるのに、全てが準備不足のまま出発となった。

 

実は少し楽観的になっていた。

というのは、独身時代、私は調布市民だったのだ。

最寄駅は京王線のつつじが丘駅と仙川駅。
そして職場は府中駅。
土地勘のある場所、そして路線。超楽勝。。。
 
。。。のはずだった。
ところが、私はパニック障害持ち。
思ってもみない苦難が。。。汗
 
長いこと京王線を利用していたということは、それだけパニック障害に伴う恐怖体験も数多く体験しているわけで。。
よりによって、その恐怖感が、京王線新宿駅あたりで一気に蘇ってきた。。。
 
。。。やばい。。。
こんな時に。。。
子連れなのに。。
 
や、やばい。。。
 
恐怖を感じるたびに列車から出て、また乗って。。。の繰り返し。
娘「なんで?」「何で?」…をずっと繰り返していた。
きっと不安だったよね。頼りのママが意味不明なんだから。
ほんと、ごめんね、、、
 
もっとよく考えて、あらかじめ薬などの準備を十分にしてくればよかった。
 
飛田給駅に着いたときは、母は正直ぐったりだったが、娘は木曜のテレビ中継からずっと見てきたメインアリーナのおしゃれな外観に大興奮!
 
◆男子フリー観戦◆
会場のドアの前に到着したとき、第3グループの三宅星南くんの「民衆の歌」が流れていた。
それをドアの外で娘とじっと聞く。
そして大歓声!すごい!どっっという大きな歓声。
その中を自分たちの席を探しあて、ようやく着席!
ふーーー!
3階注釈付きS席で、ジャッジ側ロングサイド、キスクラじゃない側の奥の奥。端っこーーー(笑)
でもリンク全体を良く見渡せるし、選手の表情も少しわかる。
 
●須本光希選手
力強い音楽に丁寧なスケーティング。しかし、ほっそーーーい!
とても丁寧なエッジワーク。ジュニアの特徴なのだろうか、どの子もエッジがクリアだよね。
 
●山本草太選手
とにかく始まる前から応援が熱い!みんな応援で彼の背中を押そうとしている。フィギュアファンは温かいねーー
とても品があるスケーターになったよね。動きが優雅、高貴!ノーブル!
力を感じないふわーっとしたスケーティングは彼の魅力だね。
トリプルジャンプの度にすごい声援。みんな君を待っていたんだよ!
 
〇最終グループ6分間練習
最終グループはスピードが違った。練習でこれだけぴゅんぴゅん速いの!?各選手4回転ジャンプが決まるたびに大歓声、失敗した時の観客のどよめきも印象的だった。無良くんのジャンプが大きいこと!ドッ(離氷)→グイーン(回転)→ドスッ(着地)、と重量級。
いやーー、この雰囲気の中で練習するのって勇気いるよね。しょまくんのジャンプが決まらない。でも焦っているようには見えない。みんなどれだけ緊張しているのかな。見た目からは全く計り知れない。
 
●友野一希選手
華奢な体に赤い衣装が白い氷に映えて大きく見える。テレビで見るよりずいぶん華奢だなーという印象。それだけテレビで大きく見える効果的なパフォーマンスなんだな。かわいい!って感じで会場がほわわんと温まった。
 
●村上大介選手
テレビでは黒っぽく見える衣装は生で見るとグレーっぽい色。色だけで随分印象が違う。生で見る衣装の方がダイスが表現したいことがより伝わる気がする。
体の使い方が別格。上半身の使い方、つなぎの濃さ…すべての体の動きが流れるようで継ぎ目がない。素晴らしい!
音楽の感情を体で明快に具現化するスケーティング。心奪われる。画面で見る印象とはずいぶん違う。美しい。
。。。でも、ジャンプがきれいに決まらない。
後半、会場はしだいに重い空気に支配されていく。それはきっとダイスの心模様だったのかもしれない。
 
●佐藤光彬選手
ダイスの演技の後のじわっと重い空気のまま演技が始まる。こういうのって選手は辛くないのかなあ。。。楽しい音楽だから盛り上げるチャンス!。。。だったけど、ジャンプをミスるとどうしても場が沈むよね。スピンで盛り上げるも、やっぱりジャンプで印象は大きく左右される。ジャンプの良し悪しって、生で見てると飛び上がった瞬間わかるのね。スピード、軸の傾きで、あ、失敗だ。。。って分かる。画面だとここまでははっきりしないもんね。
 
●無良崇人選手
登場のオーラが違う。全身からにじみ出る大物感。会場の空気を一気につかんだ。すごいなーーこの存在感。
4回転ジャンプはすごい軸が曲がっていて、こけるんじゃないかとハラハラした。でもやっぱり無良の3A! 3Aが決まるたびに会場のボルテージは上がっていく。3SALがぴっしっと決まると、そこからは会場は無良オンステージ。
最後のスピン。トラベリングキャメルのフリーレッグが指揮者のごとく会場をかき回し、そこからのCCoSpで最高潮に!
会場中が熱い!ああ、こりゃ、無良くんがオリンピック行くのかなーーって思ってしまったくらい。
 
●田中刑事選手
青い衣装がスタイルの良さを強調している。ダンサー体形なんだね。
かっこいい。初めてけいじくんをかっこいいと思ったーーー(笑)
しかし、無良くんの後でプレッシャー半端ないよね。
前半は会場もひやひやしながら見守る感じ。後半の特大4Tで会場のボルテージ最大!本人ものってきたーー!コレオからCCoSpの体のキレがすごい。
スコアの発表でおおきな歓声が。。。無良ファンの悲鳴か、刑事ファンの歓喜の声か。悲喜こもごも、、、嗚呼。。。
 
●宇野昌磨選手
冒頭の4Loが見事!会場は一気にトゥーランドットに引き込まれる。さらに、クワドよりも大きかったんじゃないの?というくらい素晴らしい特大の3A! そして流れるような3Loが続く。。。ああ、すでに圧倒的。。。しょまの体が大きく見える。
流れるようなスケーティング、エモーショナルな身のこなし、、、バレエのソリストのよう。試合であることを忘れるくらい別格のstsq。
ジャンプのチャレンジ、つまり2A-4Tの件は事前に知らなかったので、らしくないジャンプミスが続くなーって不思議に思っていた。このチャレンジ、すごいね。テレビでもいいから決まったとこ見たいなーー
最後のクリムキンからつづくCCoSp、生で見られて幸せ--
しょまの演技後、会場は紺色の細長いShomaバナーがたくさん掲げられていた。
 
 
〇試合後に思ったこと
何か「持ってる」選手、ぐっとひきつける個性というか、天性というか、、、を持っている選手
と、
そうでもない選手。
 
生で見るとその差は歴然。見る者の好みなのかな?
でも、この差は残酷だな、と思ってしまった。
今は持っていない選手も、努力したら持てるようになるのだろうか。。。
 
、、と、今日はここまで。
もーー何時間かかって書いてるんだ!
書きたいことあるのに終わらないんだよねーー汗
 
→ 試合後のレポは、次の記事にしますね。