自由と責任 | 三遊亭朝橘のどぶろぐ

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ドロッと濁った酸っぱいブログ(密造)

PC遠隔操作事件の真犯人が逮捕、と。
何か、ヘラヘラ笑ってる姿をニュースで観ました。
どういう事件なのかよく分かってなかったので
今日になって過去のニュースだの
まとめだのwikiだの読んで
概要は把握できました。

保釈直後のインタビューってのもありましたね。
今回の一件があるまで、
真犯人を擁護する人も結構多かったようで。

まあそれはともかくとして。

誤認逮捕された人が四人、でしたっけ?
誤認なのに四人とはこれいかに、っていう
楽生兄さんがマクラで言いそうなダジャレ。

当時学生さんだった方が
誤認逮捕された挙句、
学校辞める事になったりなんだり。
残酷極まりないですね。
この人一人の人生狂わせただけでも
この事件はホントに残酷。
比べるものじゃないから
他の被害者の方も
本当に大変だったと思います。

柳田格之進思い出した。
ちょうど昨日聴きながら散歩してたんで。
どうもあの噺、苦手なんですよね。
聴いてて辛い。

で、この元学生さんが逮捕された時の
マスコミの風潮ってどんなだったんすか?
それ以外の疑われた人達のことも
どんな風に扱ってたのかしら。

火はつけないんですよね。
でもすっごい風で煽るんですね。
火をつけないところが実にどうも。
またよく燃えるんだ。

警察や検察のやり方が、っていうのも
問題はあるんでしょう。
そういう経験無いんで分かりませんけど。
そうなんですけど、でもね、っていう。

左を制する者は世界を制す!とばかりに
左ジャブをバンバン撃ちまくってるけど
後頭部とか金玉ばっかり狙う感じで
いやそうじゃなくて
ちゃんと当てようよっていう。
で、撃たれると痛い痛い!って騒ぐし…。
サンドバッグだって撃てば反発しますからねえ…。

作者は神だからそれを批判するのは
神への冒涜?でしたっけ。
えー…っていう。
あの店員の態度が許されへんとか
言っちゃ駄目よ、そしたら。
ってことになっちゃいますぜ。
ばかばかしくってはなぢにならない。
野ざらしっすな。

表現の自由だとか
報道の自由だとか
キラキラした看板掲げて
楽しそうに行進するのは
そりゃ仕事だからいいんですけど、
無人の荒野ばかりじゃないんで。
天災みたいな木が一本も無い所ならともかく
人混みかき分けて行進したいなら
マナーは必要ですよっていう。
自由の美酒を飲む時は
同じ量の責任もチェイサーで飲まないと
陶酔の心地よさに依存しちゃうのかなと。

人類総評論家時代ってのは
元々人が持ってる攻撃性が
ネットで顕在化しただけですからね。
人の本質は別に変わってないとは思うんですけど。

愚痴をこぼすな悪口言うなってのが
死んだうちのじいさんの持論だったんすけど
なるほどじいさんは正しい。
流石落語好きだっただけのことはある。

人のふり見て、っていう
ありきたりの結論を再確認するのが
自分には手一杯なニュースでありんした。

もし小学館提供の番組でも持ってたら
そりゃもう全力で言いますよ、
表現の自由だ!!!!!って。

身軽でいいやね。