吃音症の50歳 男性です。

 

 

私は幼い時から吃音症でしたが、いじめられたという記憶はありません。

まぁ、笑われた経験は多数なのですが、、、

 

そこは、大変ありがたいなと今では思います。

 

笑われた経験で思い出されるのは、

中学、大学時代に入っていた野球部での出来事です。

 

私が経験した野球部では、

 

・バント

・盗塁

・ヒットエンドラン

 

のサインがありました(スクイズなどもう少しあったかも・・・)。

 

中学時代は監督、大学時代はキャプテンがサインを出していたのですが、

 

試合前に、何人かにサインを出して答えさせるという確認作業がありました。

 

私は『とうるい』がなかなか言えず、

 

わかっているのに答えられない

という吃音症あるあるが発現してしまうのでした。

 

何度も繰り返し出されると、さすがに言わなくてはならず、

 

(顔歪めて)「と、と、と、とうるい」となるわけです。

 

私は恥ずかしくて恥ずかしくて、悔しくて、悔しくて、、、

周りは、クスクスと。

 

挙句の果てには卒業寄せ書きに「ととと盗塁」と書かれる始末、、、

 

 

 

笑った人、

寄せ書きに書いた彼のことを責める気はありませんが、

 

自分なら決して笑わない!(笑)