箱を好きな理由。 | 紙箱屋「玉匣(たまばこ)」店主・八子の日々徒然。

紙箱屋「玉匣(たまばこ)」店主・八子の日々徒然。

貼り箱という、丈夫で美しい紙の箱を、一枚の紙からすべて手作業で作っています。
箱のことや紙のこと、日々のことなどを、徒然と。

箱が好きです。


なんでこんなに箱が好きなのか、


セルフマガジンを作るにあたって考えてみました。






私は四角いものが好きです。


角が尖っている、


きっちり四角いものが特に好きです。


継ぎ目が分からないくらい滑らかだと、


もうため息が出るほどドキドキします。


四角フェチだと言われたことがあります。


箱は四角が多いので、


それも大きな要因の一つだと思います。


でも、帽子箱のように


円柱形のものも好きなので、


それだけではないようです。






箱は袋より丈夫なので、


中のものが壊れにくいです。


しっかり蓋ができれば、


持ち歩くにも便利です。


そこも気に入っています。






蓋をすると中のものが見えません。


細かいものも散らばりません。


スッキリして、


自分の好きな外見の箱なら、


ちょっと気持ちもウキウキします。


お片付けの友です。


横着者の心強い味方です。






…あれ?これかな。

「開けるまで、何が入っているか分からない」

うん、これが一番好きな理由かもしれません。






特に、人からの贈り物はそうですね。


何が入っているんだろう。


開けるまで、ドキドキしますね。


開けて、


そこに自分の好きなものがあった時には


喜びも倍増です。






自分で中身を入れて分かっているものでも、


開ける時はサワッと軽く期待が走ります。


私だけでしょうか(笑)。







人への贈り物に。


自分の大切なものを入れるために。


生活の中で収納に、携帯用に。


そして、楽しむために。







自分の大好きな箱で、


そんなドキドキのお手伝いができたら


とても嬉しいです。