最近、ご飯食べるのも忘れるし、何かしなくちゃってあせあせしてしまうので、たぶん躁の時期なんだと思う。

別に病院に行ったりしてないけど、私のメンタルは変温動物みたいにホルモンやら気圧やらが変わればあっけなく気分も調子も変化する。

 

こういう時、なんとなく生産性を感じられて、そいで絶対に私を傷つけないものに没頭して過ごすのが一番なので、Prime Videoで彩雲国物語を一話から見ながらビーズで指輪を編んだ。

蛍光灯を反射してキラキラ光る小さなお花を生み出せば生み出すほど、画面の中では主人公・秀麗が男社会の中のたった一人の女性官吏としてたくましく、強くなっていく。

 

折に触れて見返せば見返すほど、この物語があまりにも正論と正義と健気なほど純粋な努力によってできていることに気がつくが、原作ではこの後彼女たちが盛大なしっぺ返しをくらい、それらが必ずしも(少なくとも自分にとって)報われるものではないと叩きのめされる。それでも彼女たちは一途に夢見たものを追いかける。

 

昔から好きなものを見ると、自分が変わったところと、でも結局は変わっていないことに気がつくが、少なくともこのアニメが今も好きでいられてよかったと思う。

 

緑川光が今も昔も武官キャラを演じていて安心した。