ちょうど昼ごはんを食べている時のこと。
母親から携帯に電話が。
実は昨日、父親が母親の車を借りて出勤したらしいのですが。(補足:長野県は車社会なので、一家に一台ではなく一人一台の割合で車を所持しているのです。我が家もしかり。)
その鍵を無くしたとのこと。
私「じゃあ、今日はどーやって出勤したの。」
母「仕方ないから古いワゴンで来たのよ。」
私「なんだ。私のMRワゴン使えば良かったのに。」
母「それじゃアンタが出かけられないし。」
いや別に出かける予定ありませんから。勉強と家事やるだけだし。
明日と明後日は松本に試験受けに行くから、無いと困るけどさ。
母「まあともかく、お父さんが昨日は疲れてて、どこに鍵を置いたか思い出せないって言うの。どっかに置いてあると思うから探してみてくれない?」
ふーむ、と電話を切って考える。
父親が鍵を持ち歩きそうな範囲と言えば、台所→PC室→両親の部屋、である。
とりあえずその辺りを探してみるか。多分そんな所は今朝、母親も探したと思うけど。
人というのは、いつも同じ場所を見落とすもんだからな。
で、上の3箇所で、台の上とかを3度ぐらい探してみた。
我が家は車の鍵はもちろんのこと、家の鍵とか物置の鍵とか、とにかく鍵がたくさんあるので。
大抵は壁にかかった鍵専用のフックに引っ掛けて保管しておくのだが。
父親は自分の鍵を、部屋の台の上(定位置)に置いておく習性がある。
でも、これだけ探して無いってことは、きっと置き忘れとかじゃないんだろうな。
他にどういう可能性があるか考える。
父親と私は性質が良く似ている。顔も瓜二つだが。だから私が鍵をしまう場合は・・・
1、台の上の定位置に置く
2、洋服のポケットに入れる
で、ある。
そこで、両親の部屋の洗濯物のカゴを漁る。
もし父親の上着かズボンの中だったら・・・ズボンはあるかもしれないけど、上着は今日の出勤に着てったかもしれないなぁ・・・なんて思いつつ。
で、ふと目に留まったのが母親のエプロン。
これは私の部屋を大掃除した時、姉のクローゼットから出てきたもので。
新品同様だったものの、私が「祖母からもらったエプロンがあるから要らない。」と言った所、母親が「じゃあ私が使う」と言って使っていたものである。
何気なくそれを手に取ると。
エプロンにしては重い手ごたえ。
ポケットを漁ってみると・・・あった。母親のシボレーの鍵。
母親に電話。
私「あったよ。」
母「見つかった?良かったー。どこにあった?」
私「オカンのエプロンのポケットの中。」
母「あら、じゃあ私、昨日お父さんから受け取ってたの?やだわーアハハハハ。良く見つけたわねぇ。」
アハハハハじゃないって。(--;)
さっきまでプンプンして「お父さんがどこかに置き忘れた」って言ってたのに。フタを開けたら自分のせいだろう。
あの調子じゃきっと、お父さんは今朝、随分と母親から怒られたことだろう。
・・・かわいそーに。
まあ、母親はいつもこんな感じだし。長年つき合ってるお父さんも、その辺のことは重々承知しているだろうから。
喧嘩になったりはしないだろう。
しかし早めに見つかって良かった。勉強の時間をあまり割きたくなかったし。
これも私の推理能力のおかげかな。ミステリー小説好きな面目は保った。(笑)