・単衣の季節になりますね、お色違いの単衣と猫ちゃんの名古屋帯でのお稽古でした！
お立ち寄りありがとうございます。関口加容子でございます。
6月になりますと、着物は単衣の季節を迎えます。
暑くなってきますので、式典や決まりごとのある世界以外では、5月でも中旬からは単衣を着るようになります。
本日のお稽古では、お色違いの素敵な単衣のお着物をお持ちになりました。
帯と小物の合わせ方で、不思議とお色違いという印象がありません。
配色の違いで、筋の間隔まで違って見えるのも不思議です。
単衣は袷に比べますと、とても軽く感じます。
いつもの感覚で着物を着ますと裾が決まりにくく、最初の着物の着方を何度も繰り返しましたね。
とても良いことです。
お稽古ですので、いつもと違うと感じるところや上手くいかないことなどありましたら、納得がいくまで何度も繰り返し、その場で覚える事が大切です。
今日は、帯結びよりも着物の正しい着方の時間を、たっぷりととりましたね。
おふたりの気になる所もそれぞれですので、進み方もそれぞれ。
同時進行ではなく、おひとりずつ進みます。
猫ちゃん大好きなお客さま。
今日も猫ちゃんの名古屋帯です。
そして、一重太鼓の別の締め方にも挑戦していただきました。
お衿元の合わせ具合も気になるとのことでしたので、すっきりとした着心地を追求しましたね。
いい感じです！
お写真では縞がよく映っていないのが残念です。。
こちらのお客さまも猫ちゃんの名古屋帯なんですよ。
帯と小物の個性が違うことで、全く違ったお着物姿になりますね。
最後の帯締め帯揚げの仕上げ方まで、きっちりと整いました。
今日のお菓子は、島根県松江市、彩雲堂さんの「若草」です。
松江藩七代目城主松平治郷公、茶道不昧公としても名高く、不昧公御好のお菓子です。
お稽古のお後は、おふたりで着物のお出かかけをお楽しみになりました。
着物を楽しまれていらっしゃるご様子、本当に素敵なおふたりです。
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