こんにちは、着付けほのか でございます。
昨日は、6月の帯についてお話しましたので、今日は、その中の「絽の帯」についてにいたしましょう。
絽は、夏の着物や帯の代表的な素材です。
こちらが絽の帯です。
一目で横に織りの筋の間隔が、開いているのが分かりますよね。
緯糸(よこいと)に経糸(たていと)を交互に搦み織り(からみおり)にして、隙間を多くとることで、軽く通気性のよい仕上がりになります。
絽の帯には、搦み織りの間に平織りを入れることにより筋ができます。
この筋のことを、絽目(ろめ)といいます。
暑い夏には、視覚的にも透け感があり涼しげなことは大切ですね。