こんにちは、着付けほのか でございます。
この数日間、最初のお稽古用の着物と帯をテーマにして参りましたので、今日は「腰ひもと仮ひもの種類」にいたしましょう。
腰ひもは2本、仮ひもは2本から3本あれば充分ですよ。
素材は、正絹(しょうけん絹100%)、モスリン(ウール100%)、化繊があります。
腰ひもは着物を着るときに2本使いますが、1番ポピュラーなのがモスリンでしょうか。
滑りにくいので、ゆるみにくく扱いやすいと思います。
お値段もリーズナブルですし、お手入れも簡単です。
色は、薄いピンクや白いものがありますが、白をお勧めいたします。
なぜかと言いますと、薄物(7・8月に着る透ける着物)の時期は汗をかきますので、大切な着物に紐の染料が染みる事を防ぐためです。
もうひとつは、着物が透け素材ですので、白い方が目立たないということもあります。
正絹は柔らかい素材で、着物にとても馴染みますよ。
仮ひもは、帯を結ぶ時の仮に押さえる用に 使用するものです。
こちらは正絹または化繊がよろしいでしょう。
化繊は滑りやすいですが、仮に押さえて直ぐに外すものですので、使いやすいと思います。
私は、最初は母のおさがりの正絹を使っていましたよ。
お紐も目的により使い分けましょうね。