足袋について | 茶道・パーティー・観劇で気軽に着物を愉しみたい大人女子の着付け教室

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東京目黒で、お食事・国内外旅行・歌舞伎・落語・宝塚・コンサート・美術館巡り、入学式・卒業式・結婚式等の式典を着物で愉しみたい方のための着付け教室です。簡単で美しく、着崩れずに心地よい、余計な補正を省いた体型に合う自然な装いが身につきます。

こんにちは、着付けほのかです。


新年度も始まりましたので、私自身初心に戻りまして、「着物をもっと親しみやすく身近なものに」「着物を楽しく」、お伝えしたいと思い、着物の基本的なことを少しずつ記事にして参りたいと思います。


お付き合いいただけましたら幸いです。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


今回は「足袋」についてです。


ご存じの通り、足袋は着物をお召しになる時には欠かせないアイテムです。


親指と4本の指の所で分かれていて、草履や下駄もその様に分かれていますね。


普通は綿素材のキャラコが主流です。


冬の季節には普段着に色物の別珍素材を合わせたり、夏には麻素材のものもありますが、好みが分かれるところですね。


化学繊維のものもありますが、こちらは記念写真を撮る時は青白く目立ちますので、
避けた方がよろしいでしょう。


また、お洒落用に指先に刺繍が施してあるものもありますよ。


コハゼといって、足首の内側に留め具が縦に並んでいて、足首にピッタリとするように留め具をかけていきます。


4枚コハゼや5枚コハゼがありますが、お茶のお稽古は正座をされることから4枚コハゼが、踊りは足元が美しく見えるように5枚コハゼを使われるとお聞きします。


履く時のポイントといたしましては、足にピタッと吸い付くようなものが、粋でカッコいいですよ!