日本文化である着物
だけど
最近はめっきり着物を着なくなった日本人
私は着付師であり
去年くらいから
自身も楽しみながら
休日は着物を着ることが多くなった
着物愛好家でもある
(まだひよこちゃんだけど…)
その中で
着物から縁遠かった友達との会話が
面白く学びでもあり
この度episodeをまとめることにした。
着物を始める方の一歩に
お役に立てたら幸いです。
着物を着たい気持ちに寄り添う着付師
Kitsuke.hanamizuki
episode 1
「浴衣と着物の違いって?」
友達が言った
…どう違うと思う?
逆質問してみた(笑)
そしたら
えーっと…
浴衣は裸足で下駄を履く
着物は…
確かに
夏の着物着てる人が
なかなかいないから
分からないよね。
歴史を辿って
語ることもできるけど
そこは置いといて
私なりの今の浴衣と夏着物について
話すよと
それがいいっ
なんでも、
お母様が昔着物を習っていたらしく
こうじゃなきゃいけないって
言うんだよね。
だから、
今日着てる
ワンピースにも浴衣にもなる
タイプのものを
えっ浴衣?って。
六月であることや洋服みたいで
お母様にとっては
これは…?という話しになったみたい
話戻すと
今は季節が昔とは違うし
洋服だったら5月ごろから
半袖を着てる人が多い
なので
衣替えは昔と時期がずれていて
当たり前
暑いのに長袖着ていたら熱中症🥵
学校制服も
最近はきっちり六月ではないんだよね。
とはいえ、
着物って夏も冬も形は一緒
なので、
暑い時は素材を薄くする
それくらいしかできないのが着物
そして
ややこしいのは
最近は浴衣でも襟をつけて足袋を履いて
着物風に着ると言うこと
私が着ているコレは
「夏着物」
衿は広衿と言って、折って衿を作る
中には通常は薄い長襦袢に足袋を履いて着る
だけど
30度の予報だったから
袖のついていない半襦袢に
下は裾除け
帯は半幅帯
畏まった席では
長襦袢に足袋、名古屋帯を締める
これだとお呼ばれの席や
レストランにも行くことができる
洋服でいえば
ジャケットスタイルやヒラヒラのワンピ
と言ったとこかな?
要は
どこに着ていくか?
自分がどう着たいか?
自分をどう魅せたいか?
なのだと最近感じている。
私の場合は
着物が好きだから半衿で遊んだ中で
45歳だし少しきちんと感も出したいから
夏着物
足元も夏草履
日傘は必須
彼女は
着物は自分で着られないし
下駄は小旅行には痛くなりそうだし
自分で着れて
暑い予報であるから
一日楽にいられる「浴衣」を選択
足元はサンダル
それで良きなのだと思う
色んなご意見あるだろうけれど
時代と共に変化するところはする
変化してはいけないところは守る
様々な文化が進化しているように
着物という文化も進んでいるのだから