8月下旬ですが、博多は まだまだ暑いです
夏に使った半幅帯、年代物だし、クリーニング、悉皆屋、洗いに出すほどではないけど•••••
使ってもらって汗ジミついて戻ってきたので、洗ってみる事にしました。
半幅帯は、昭和25年〜30年くらいの物です。
洗剤は、アクロンとか、エマールとか 量販店で売っている 毛、絹洗い用を使用。
お風呂の洗い場で帯広げて、柔らかいブラシで目に沿ってシュッシュ
赤い染料と、どす黒い液がとどめなく出てくる
大丈夫かしら？
もう引き下がれない💦
一気に進めました
すすぎも、ジャンジャン水だして
柔軟剤も使いました。
ポイントは、脱水
と、いうか、脱水 禁止
です
です凄く暑い日を選んで、日陰干し。
少し生地にシワが出たって感じ•••••
気温高いので、脱水してない帯も4時間くらいで乾きました。
心配した色落ちは、私は大して気にしません。
それより、色が鮮やかに蘇りました。
うっすら黒ずんでいたのが とれた感じ
アフター 実際の方が、もう少し綺麗に見えてます。
上等の帯、色が気に入っているものは、やめてください。
色変わります！
自己責任で よろしく。
調子にノって、年代物の博多小袋帯も洗って見ました。
白生地だったので、かなり黄ばみ、茶ジミが💦
同様の手順。緑色が出るかな〜？
と覚悟してましたが、
出てきた色は、薄茶色
乾いたら•••••シミ、
ほとんど取れてない
ダメ元で、粉の酸素系漂白剤を少量ずつ溶いてブラシで、叩きながらシミ攻撃
ちょっぴり薄くなった
さらに、挑戦！ 攻めますよ〜
蛍光増白剤含むアルカリ洗剤でブラシをシュッシュ言わせながら洗ってみました。
酸性の洗剤を完全に落としてから やらないと、生地に穴開きますので、注意です！
おや？ 全体にシミが薄く目立たなくなってる〜😄と、喜んだのは束の間、
縮みが
しかも、緑色が抜けた箇所も若干
プラマイ、最初の茶シミより若干良いかも？
よく見たら、表面の絹の縮みでなく、帯芯の縮み面倒だけど、全部糸をほどきました。あー
どうせ ほどくんだったら、
どうせ ほどくんだったら、最初からほどして洗えば良かった•••••と後悔 
これだけ縮んでました。
新しい芯を買ってやり直す気はなく、このまま、短く仕上げます。
でも３５０ｃｍありました。もとは、いったい何センチだったのか？
これも計らずしてしまって後悔。
もしかして、今後気が変わった時の為に、余った部分は、切らずに折込んでおきます。
仕上がりは、パッと見、随分綺麗な状態に
茶色のシミは、こうなりました。
↓緑色も、抜ける！
生地感は、テロンテロンに変わります。
ビフォーの画像を取り忘れた失態 
次回に もし、やるとしてのメモとして
冬は やめておく。脱水しないのでなかなか乾かない予想長さを縮めたくない場合、
綺麗に糸目ほどして、芯は、洗わない。 洗いたい芯であれば、新品の同寸の三河芯を買って準備しておく。
ほどして、広げて洗ったら
乾ききる前に広げてアイロン。ほどして縫う。に計約3時間。
しつけ➕ミシン
茶シミの古い帯、気になる方、
洗濯のご参考までに。
ダメージを納得した上で、挑戦してみる方は、どうぞ〜
自己責任でお願いします
８月の設えは、インスタに出してます。
９月設え、ただいま、代表が制作中、しばしお待ち下さいませ～
博の会
事務局 大宝祐子