吃音もアトピー患者も、どちらもその症状を隠す。


すでに我が子も言いにくい言葉を回避して、吃音が出ないように喋っている。


常に接している母親だからこそ分かるようなレベルで、たまに喋る人ならば気がつくことも少ない。


これは吃音治療に良くないことらしい。





アトピー患者、私の経験談。


1番酷かったのがアトピーの症状が出始めた20歳くらいの時。


大学生になり一人暮らしをはじめ、アルバイトやサークル、新しい友人たちとの飲み会など楽しくも忙しい日々を過ごしていた。



そんな中で、赤く腫れ上がり、カサブタだらけのカラダだった私は大学の友達と海に行く時にも長袖・長ズボンだった。


周りはキャミソールに短パン。



今でもその時の写真を見るたびに、虚しくてため息が出る。




半袖の服を買うときは、カラダから出る汁が貼り付かないためと、なるべく肌を隠せるようにオーバーサイズでギリギリ肘くらいまでの袖があるもの。


当時は古着にハマっており、そんな希望にぴったりの外国のTシャツをよく着ていた。



そして腕には巨大なタオル地のリストバンド。

大きめのブレスレットなとで腕の見た目を隠していた。




社会人になってからは黒が着れなかった。

頭皮から落ちるフケが目立ってはいけないから。



スーツもグレーか、黒でも太めの白ストライプが入っているもの。



パンツスーツはお尻と太ももに汗をかいて気持ち悪いので、スカートを履いていたが透明なストッキングは履けない。


夏でも黒か濃いグレーのストッキング。



私服でも、スカートを履きたいときはスパッツかトレンカが必須。


ウエスト部分が蒸れるしゴムの締め付けで痒い。





症状をコントロール出来る様になった今でもそれらはあまり変わらない。



定期的に、形がかわいいとか好みだとかは無関係で、シフォンの長袖シャツや薄手のボレロなどを見ると夏に汚い肌を隠せるからいいな、とつい買ってしまう。



海やプールなんて一生入れない。



肌を出せるってなんて素敵なことなんだろう。