最近、占い師の仕事に対してプレッシャーを感じているという方が増えた印象があります。
それだけ占い師さんの数が増えたという事でもありますが、「私自身が正しい答えをアドバイスしないといけない」と思っているケースが多いです。
占い鑑定を行うのはあなたですが、その結果を作り出しているのはあなたではありません。
相談者本人がその人生、運命を決め，作り出しています。
またタロットやオラクルカード、チャネリング、ヒーラーなどインスピレーションや直感を使うお仕事も高次元の存在から降りてくるメッセージやエネルギーを受けて相談者に渡しています。
あなたがメッセージを作っているわけではありませんよね？
つまり占い師とは「通訳」みたいないものです。
英語などの他言語を扱う通訳さんは、翻訳した言葉の中に自分の考えや私情を一切挟みません。
人が何を発言するのか、そして発言した内容を受取った人がどう感じるのか、
この点について通訳さんは一切の責任を負いません。
逆にこんな言葉を言ったら怒られるかも、悲しませるかもと思って勝手に脚色してしまっては相手の言いたい事を曲げて変更してしまう事となりNGです。
占い鑑定とは、相談者に対して鑑定結果をそのままわかりやすい言葉に訳して伝えるだけであり、占術を問わず、「鑑定結果」自体に責任を負う必要はないのです。
いつもこのシンプルさをキープしましょう。
もし、貴方に降りてきたメッセージやイメージ映像が、全く意味が分からない、よくわからないものであったら、まずは「よくわからない」と受け止めましょう。
そこを視えているフリをして繕っても意味がありませんし、相談者に伝わる言葉になっていきません。
分からないなら、分からないなりのビジョンをありのまま伝えてみて下さい。
・よくわからないけどこんな顔がたくさん見えます
・はっきりとしてないんですが、「○○するように」と何回もきこえてきます…等々。
その結果が真っ新な真実であれば、そのかすかなキーワードからも相手に伝わる事があります。
あなたは何も取り繕う必要はありません。
まずはみえたもの、きこえたもの、感じたものをありのままに受取る、事に注力してみましょう。
ただここで大切なのは、結果に責任を負わないからといって適当で雑に伝えていいというわけではありません。
人生を左右するような大切な相談を受ける事もあります。
また相談者は時間とお金をかけてあなたに相談にきてくれています。
その事に対して敬意を持ち、「愛を持って伝える」という事を意識してみましょう。
同じ結果であっても相手への伝わり方が違ってくるでしょう。
占い鑑定の直感の使い方や愛を持って伝える方法は講座の中でもお伝えしています。
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