日記 No.332
■受験生レポート194日目(Wii Fit使用)
昨日22時の記録です。
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体重/バランス年齢
58.7kg/18歳
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微減。
■人間
予備校の先生の中には、とても尊敬できる人がいて、そういう人が作る教科書には考えさせられる言葉、勇気付けられる言葉がちりばめられている。
色々と勉強している中で、いつも気持ちがマイナス方向に向いて、「もう、帰ろう」と思ったり、「やめたい」と思ったりする度に、出てくる隙をうかがっていたかのように、そういう言葉が目の前に現れる。
自習室のついたての間で、そういう言葉を噛み締めながら声を押し殺して泣いている僕は、とても変な奴で、まわりには奇妙な光景を見てしまったと思われているのだと思う。
そして客観的にそれを感じて、まわりの頑張りにも勇気付けられて、毎度のように「もう少しやっていこう」と思い、自分の負の部分を封じ込める。
勉強していると、色々なことが頭に浮かぶ。
数式を解いている時だって、英文を解釈している時だって、さっきの授業で聞いた宇宙のこと、人間のこと、外国の習慣、物語のその後、それが今解いている問題と関係なくても、色々なことが頭をよぎる。
そして時々、「中学高校と、なんて無駄な時間を過ごしてしまったのだろう」と、悔やむ。
ゲームや漫画は、感動の断片を切り取って、受け手に感動を与える。
映像や音があるからこそ、書籍における感動と比べれば、それは小さいものになる。
もちろん、映像や音があるからこそ表現できる世界もあるとは思う。
けれど、まだ書籍に追いついているとは思えない。
どの感動も、小説の感動と同等かそれ以下だと思う。
子供はゲームや漫画が好きだ。
でも、子供は馬鹿なのか?そんな小さなものに感動したりして。
違う。
子供は馬鹿じゃない。
どの国でも、平均を取れば、子供は同じ能力を持っているはずだ。
子供は馬鹿にさせられたのだ。
夢を与えられなくて、子供は何に夢を見る?
馬鹿なのは大人だ。
向上心を持たない者が、向上心を伝えることは不可能だ。
なんてひどい国なんだ、子供に道を示せないなんて。
でもこれは僕の問題とは違う。
僕はたぶん恵まれた環境にいた。
それを、みすみす逃してきたのは完全に自分の責任だ。
けど、これに気づけただけでも、僕は幸せ者だと思う。
まだ18歳。夢を捨てるには早すぎる。希望を捨てるには早すぎる。
いやむしろ、これまで夢なんてなかったんだから捨てるものなんてない、というべきだろうか。
僕は18歳と8ヶ月で、やっと人間になった。やっと考えて行動するようになった。
さあ、勉強しよう。
来年の4月、一番幸せな新入生になってやろうと、僕は夜明け前の暗闇で笑う。
それでは。