昨日の記事は反響も大きかったようで、コメントもたくさんいただきありがとうございました。
アクセスも通常の倍ほど。650を超えていて大変驚いています。


理系人間なので(←既にこれが言い訳?(笑))、政治経済社会という分野を避けてここまで生きてきました。
なので、その分野のニュースにコメントをするということはこれまでほとんどやってきませんでした。

BSE問題や牛の口蹄疫など動物や伝染病感染症関連の話題については、過去にも書いたことはありますが。


自分の幅を広げる意味でも、色々と書いていきたいも思うのですが、基本的に政治、宗教、思想について書くことは一切しません。
これはブログに限らず日常生活で話題にすることはタブーだと思っていますので(笑)


まぁ、支持政党があるわけでもなく、信心する宗教があるわけでもないので、書きようもないのですが。



やはり獣医学分野の話であれば、噛み砕いて書けると思っていますので、今後もその辺りの話を書いていこうと思っています。


ちなみに、獣医学分野、あるいは獣医師に対する認識って、残念ながら世間一般には正しく理解されていないように思うのです。


皆さんは「獣医さん」って聞いて何を思い浮かべますか?

「ペットを診るお医者さん」というイメージの人がほとんどではないでしょうか。

もちろん間違いではありません。

しかし、ペットのお医者さん=小動物臨床を業務としている人は、獣医師免許取得者の4割程度しかいないのです。


じゃあ他にどんな人がいるのか?

牛や豚、鶏など畜産分野で活躍する産業動物の臨床獣医師がいます。
また、競走馬を診る獣医師、動物園や水族館などで飼育している動物を診る獣医師など、臨床分野ひとつとってもかなり幅広いのです。


しかし、これでもまだ6割程度。

その他、実は、多くの獣医師が公務員として働いていることを知っていますか?


公務員の獣医師…ピンと来ないかもしれません。
どんな仕事をしていると思いますか?

と聞くと、大体「あ!もしかして、動物愛護センターで犬猫を処分する仕事?」なんていう答えが返ってきます(>_<)

処分することを主目的として仕事をしている訳ではないのですが…(^^;


臨床分野の獣医師が「その動物自体を治療する」のに対し、公務員獣医師は主に「動物が関わる人間への感染症を防ぐ」役割を担っています。

例えば、国家公務員なら、検疫所で海外からの動植物の輸入品を厳しくチェックして、海外の伝染病感染症が日本に入ることを未然に防ぐ仕事などをしています。


地方公務員の場合。
食肉衛生検査所で牛豚などのと畜検査業務。これは、疾患のある牛豚などの肉やホルモンが市場に出回らないように厳しくチェックする所で、私も4年間仕事をしました。
BSE検査、残留抗生物質(治療に使った薬が肉に残っていないか)の検査なども行います。

また、動物愛護センターなどでの狂犬病予防業務。

保健所では、インフルエンザなどの感染症予防に携わったり、食中毒(これも感染症の一部ですが)に関わる業務をしたりと本当に多岐にわたります。

他にも、家畜保健衛生所で牛や豚、鶏の感染症予防に携わる人もいます。



長くなってしまいましたが、獣医師の仕事ってこんなにたくさんあるのです。



獣医師とは、「人間が快適に暮らすための、動物に関わる事象全て」と定義できるのではないでしょうか。


公務員獣医師は、人が病気にならないために。
小動物臨床獣医師も、直接はペットを診ますが、ペット自体が人間にとっての癒しの存在であることから、人に大きく関わっています。


あ!
そういう定義でいうならば、競馬は競走馬を通しての人の心を豊かにする娯楽ですから、競馬実況アナウンサーというのも獣医師業務と胸を張って言えるのかもしれません!(笑)


いささか強引ではありますが…(。>д<)


今日はとりとめのない獣医師さんのお話でした。
また、続編、書きます。お楽しみに!



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