雨の日の着物の思い出、ロマンチックではありませんが | 埼玉・武蔵嵐山着付教室 着物で叶う女性のたしなみ

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埼玉・武蔵嵐山の着付け教室で短期間に着物が着られるようになり、着物での所作も身に付きます。着物で和のことを始めたい方の応援をしております。

○雨の日の着物の思い出、ロマンチックではありませんが

 

こんにちは。

埼玉・武蔵嵐山の着付け教室、テーブル茶道教室の山口文江です。

 

今日の埼玉は、朝から雨が降っていて、気温も低めです。

この時期は、暑かったり涼しかったりで体調管理が難しいですね。

 

ご自愛下さいね。

 

さて私、雨の日の着物で思い出があります。

 

とても若かった頃、着物を着て出かけて、地元の駅に帰ってきたら雨が降っていたことがありました。



 

駅から家までは歩いて10分程の距離ですが、着物に慣れていなかった二十歳そこそこの私・・・。

いつも持っていた折り畳みの小さな傘で、ましてや着物で雨の中、10分歩くのはイヤだなと思い、駅からタクシーに乗りました。

学生の私にはとても贅沢でしたが、疲れていて公衆電話までが遠くて、迎えに来てコールも面倒だったんです。

そうです、私が20歳の頃は、携帯なんて便利なものは考えられない世の中でしたもので。

 

そして家のすぐ前にタクシーを着けてもらい、タクシーのドアと実家の玄関のほんの数メートルを、小さめの傘で歩いたんです。

雨は相変わらず降ってましたが、それほどひどくはなくて、母も『濡れずに良かったわね』と言ったほどでした。

 

でも、気付かないうちに着物が濡れているかもしれないので、裾を中心にタオルでたたくように拭いて、和装ハンガーにかけておきました。

 

完璧じゃん!!

 

と思ったのですが・・・。

 

翌日、私は母の『なにこれーーーー!』と言うイヤーな予感のする大きな声で起きたんです。

 

そっと下へ降りて行くと、母が腕組みをして和装ハンガーに掛かった私の着物を見ていました。

 

コワイ・・・。

 

そして、ハンガーの着物を見ると・・・。

 

裾の辺り一面に、細かいあられがくっついている・・・、初めはそんなように見えました。

でもよーく見ると、細かい雨の跳ねが、綺麗に(ではないけれど)あられの様に着物の裾にありました。

 

着物は紺地で、比較的強い色なので、白っぽく上がった跳ねが、細かいあられの様に見えたんだと思います。

 

タクシーからのほんの数メートルの距離なのに・・・。

すぐにタオルで拭いたのに・・・。

どうしてこんななっちゃったんだろう??とガッカリでした。

 

私の始末の仕方が不十分だったとしか思えませんでした。

 

水に濡れたので、一つ一つが小さなシミの様になっていて、且つ一つ一つがギュッと縮んだようになって、何とも言えない状態でした。でも何故白っぽいの??

 

すぐに馴染みの呉服屋さんに持って行きました、あ、母が(笑)

 

今はその時に何故そうなったか、どうしたら良かったのかを、聞いておかなかったことをとても悔やんでいます。ガッカリ

 

ぜーんぶ母に後始末をしてもらって「われ関せず」でした。若気の至りです・・・。

 

後日、それを母が伯母に話したら

『濡れたら即タオルドライをして、先ずは手アイロンをする事』

『タオルで拭く時は、こするのではなくたたくようにして、タオルの方へ水分を移すこと』

と言われたようです。タオル二枚で着物を挟むようにすると尚良いようです。

 

手アイロンとは、両手のひらで生地を挟んで、手のぬくもりで温める事です。

 

アイロンの様な高温を使うことが出来ない時にするのですが、案外輪ジミにならず、跡に残らないようです。

(それをしなかったので、実際にやって上手く行くかはまったく分かりません。)

 

でもこれらのことは、あくまでも素人の手法です!!

汚れはやっぱりプロにお任せするのが一番ですよ。

 

これからの時期、雨の日に着物を着る事があるかもしれません。
 
雨が降っていたら、傘やコートはもちろんですが、タオルは必需品ですね。
 
茶道の「利休七則」に「降らずとも傘の用意」とあります。
 
何事も、なってしまってから慌てるのではなくて、普段からの準備が大切ですね。
思いっきり若いころの自分に言いたい!!
今もかな( *´艸`)
 
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