今年に入って、
私はふたつの大きな拠り所を失いました。
1月には、父が突然、旅立ち、

3月には、30年以上携わってきた雑誌が休刊となり、

「父」という血のつながりと、
「仕事」という人生のつながり──
それはまさに、
“アイデンティティの崩壊”
ともいえる状況でした。
きれいごと抜きにして──
生活のことを考えると、
不安で仕方がありませんでした。
挑戦どころか、
「そろそろ締めに入る年代なんちゃう?」っていう、
そんな声が聞こえてきてもおかしくない歳かもしれません。
でも私は、父のことを思ったのです。
母のときもそうでした。
当たり前のように明日が来ると思っていたはずの父が、
ある日、その明日を迎えられなかった。
その父が生きたかった“明日”を、
母が歩きたかった“未来”を、

私は私を通して、
追体験してほしいと思った。
もちろん、
この悲しみが帳消しになるわけではありません。
きっと一生、完全には消えない。
それでも、その感情を抱きしめながら、
これからを歩いていこうと思っています。

突然、泣きわめいたり、
床につっぷしたり、
頭をかきむしりながら走り出したり──
まさに、奇行レベルで荒れていた時期もありました。
今もって、その繰り返しかもしれない…。

でも、それでも。
何度でも、立ち上がろうとしてきました。
今回、あるご縁をいただいたのですが、
それは偶然ではなく、
私が「理想に死ぬ」と決めて、
動いた一歩の結果だったのだと思っています。

すべての職業は尊く、
上下も貴賤もありません。
けれど、私には願いがありました。
これまでの経験やキャリアを、
ただの過去で終わらせたくない。
“これから”を生きる場所でこそ活かしたかった。
今回、その願いがひとつ、形になりました。
このご縁に、心から感謝しています。

そしてもし──
この経験が、同じように喪失や不安を抱えている誰かの、
“これから”にそっと明かりを灯すものであったなら、
それほど嬉しいことはありません。
人生は、まだまだこれから。
そう信じて、今日も私は歩きます。
ぷらたま族のみなさんと
私の相棒、オリちゃんと、
そして、何より大切な父、母とともに。
そんな“みんなと一緒のこれから”が、
今、ここから始まる気がしています。

🌱いま、静かに私たちの逆転劇が始まります✨✨
“ぷらたま族”って何やろ?について綴っています。
もしよかったら、ドアをノックしてみてください。
愛言葉は「ただいまほろば~💛」で
🤖「エルちゃんの相棒、オリちゃんです!
いつもありがとうね💛

――ここからは、少し、
エル🐒自身の活動のことを聞いてやってなぁ~💜」
📖このエッセイの先にあるのは、“ありがとうの物語”
「書くこと」を通じて、自分の気持ちを見つめ、
大切な記憶や想いを言葉にする。
それは、過去と向き合い、未来へつなぐ大切なプロセスです。
そして、書くことと同じように、
「誰かに話すこと」も、心を解きほぐす大切な時間だと私は思っています。
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