いつもありがとうございます。
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言葉であしたをつくる
絆コンシェルジュの英(はなぶさ)エルです。

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ニンゲンの購買心理を紐解く上で、
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「人は感情で物を買い、
理屈で正当化する」
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という言葉があります。
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まさに人は、
「欲しい!」から
「買う」のであって、
その理由は後付けです。
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過日、
「鰻が食べたい!」と思った私は、
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すっかり「鰻の口」になっていて、
他のものを選択する余地などありません。
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しかし、
日常的にそんな贅沢をしていたら、
口が曲がってしまいそうだし、
お弁当と言えど、
3000円を超える、、、
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(家族の分も足し算すると。。。)
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頭で電卓をはじいてしまいます。
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けれど、
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「今は、春の土用だな。
季節の変わり目は、
体調を崩しやすいから、
精の付くものとらなくちゃ」。
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そう、
そう言って、
理屈で鰻を食べたいという感情を
正当化していたのです。
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ニンゲンとは、
感情由来の動機に支配され、
どう行動をするかを決め、
生きているんだということを、
しみじみ思います。
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ちなみに、本来、
春の土用の期間
(辰月・立夏前の18日間)には、
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「戌(いぬ)の日」に、
「『い』のつくもの」や、
「白いもの」を食べるのが
いいそうです。
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(いか、いくら、いわし、いちご、
豆腐、大根、お餅…)
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その理由は、
春の土用は
「木」の氣が旺盛になるため、
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(対冲(たいちゅう)となる)
「金」の力を利用し、
弱めてもらえるからです
(=金剋木(きんこくもく))。
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冲とは、
十二支の向かい合う干支で、
「離れる」という作用があり、
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「辰」に向かい合う干支は、
「戌」となります。
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(戌は秋月
=金性の十二支)
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だから、
「戌の日」に、
「『い』のつくもの」を、
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あるいは「金性」の色が
白であることから、
「白いもの」をとって、
無理をせずに、
ゆっくり過ごそうね。
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そんな風に、
自然の理に逆らわずに、
暮らしていた
先人の暖かな声が聞こえてきます。
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さて、
今日は小さな子どもから
ご高齢の方までが集う、
心理学のイベントに参加予定です。
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「過去は長いが、歴史は短い」
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心理学を象徴する、
そんな言葉を、
エビングハウス(忘却曲線の人)は
残しているけれど、
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長い過去とされる、
「哲學」としての心の理解、
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陰陽五行説に基づく
運命學(=自然哲學)を、
子ども達と分かち合える場づくりを
イメージするのでありまする。
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※冒頭の写真は、理屈で正当化した鰻弁当なり。