昨日の記事ではこの状態で箱に入れていました。
ニッパーでゲートを大きく切り出した状態ですね(*^▽^*)
ここから使う道具たちです。
・ニッパー
タミヤ様の物、一度研ぎに出した再生品です。
ちなみに研ぎ代は¥500でした。
・普通のデザインナイフ
刃は新しい物がいいですね。
・エッチングノコ
なんでもいいです
・彫刻刀(平刀の小と大)
日曜大工店などで販売されている物、セットで4~5百円程度なら上等、100均の物でもいいですね。
ニッパーを軽く浮かせて2回目の切り出しです。
私の場合ここからペーパー処理に回します。
1回目
2回目
でペーパー処理。
パチパチ組み立てて終る場合はここから
デザインナイフもしくは彫刻刀でキレイに切り出します。
私の場合は彫刻刀の方がキレイに処理できるので、こういったパーツの場合は平刀を使用しています。
ちなみに右のゲートがデザインナイフ処理、左が彫刻刀。
画像ではちょっとわかり難いですけど、彫刻刀の方がキレイに処理できています。
慣れの問題もありますけど、デザインナイフは両刃になっているため、角度による力の逃げをハンドリングするのにちょっとしたコツが必要になります。
彫刻刀は片刃の為、おなか部分がしっかりパーツにあたり、正が出しやすく力の方向のコントロールが容易なためです。
刃の角度もデザインナイフより鈍角になっている所もポイントです。
もちろん一度に切り出すのではなく2回目の状態から数度に分けて整形していきます。
これはデザインナイフでも一緒ですね。
で
背中の部分を裏返して使うと、Rにかかっているゲートの処理も容易になります。
ここでは刃の角度が鈍角になっている方が余計な所を切削するリスクを回避しやすくなる訳ですね。
こういった所は平刀だけでなく「切り出し刀」でもいいですね。
クリアパーツ
こんな感じでランナーごと切り出して
エッチングノコで切り出しします。
もちろんニッパーでもいいんですけど、割れ、欠けのリスクを最大限回避するため確実な方法を取っています。
急がば回れですね(*^▽^*)
もちろんゲートはある程度残しておきます。
平刀を使って「押し切り」ます。
もちろん数度に分けて処理していきます。
画像では保持していませんけど、パーツをしっかり保持します。
ペーパー処理も必要ない感じに仕上がります。
「押し切り」はいろんな場面で使えます。
フェダーインライフルのこの部分はニッパーを垂直にして切り出さないといけない箇所です。
ニッパーをゲート方向に対して垂直に入れると、大体がつぶれる感じになって仕上がりがよくありません。
そこで
大きく切り出してから
こうして押し切るんですね。
ニッパーは入らないですけど、彫刻刀なら余裕です。
しっかり保持して、マット等にピタっとあてて押し切ります。
基本的な事ですので、ご存知な事ばかりかと思います。
流れ作業になりがちなところですけど、面を意識してしっかり丁寧にしてあげたい作業ですね(*^▽^*)
で
接着
まずは接着剤。
基本的に使っている接着剤は、以前紹介した
メチレンクロライド
ゆわゆる塩化メチレンの一種。
工業用の試作モデルの現場で多く使われている物。
他にもジクロルメタン等もあり種類も様々。
ABSにも問題なく使用できます。
接着力も強く速乾性、お値段も模型用に比べるとはるかにお安く、メリットも多いです。
ただし劇薬なので取り扱いには注意が必要です。
模型用として入手が容易なのは、グッドスマイルカンパニー様の強力接着剤とうたわれて販売されているものですが、中身はジクロルメタン。
大体がそうなんですけど、模型用としてパッケージが付くだけで価格が5倍からするんですね。
ちなみに
ジクロが100ml換算で¥162
グッドスマイルカンパニー様の物が100mlで¥700
・・・・
とりあえずジクロは500mlからでも購入可能です。
ガイア様のマルチプライマー等も中身はミッチャクロン、あ~でもこれはまだ良心的な価格かも・・・
ちょっと話題がそれましたね(;^_^A
とりあえず今回はもっと入手しやすい
こちらを使用します。
右がハセガワ様の物で左がタミヤ様の流し込み接着剤。
ここから私見になりますけど、両方ともアセトン等添加物がまぜられています。
ガンダムの模型の場合、スナップフィット、可動、などプラ材に負担がかかる設計になっています。
これは、まぁしかたありません。
接着時に割れてしまったなんてことは良くあることで、これの原因が接着剤に含まれる添加物のせいなんですね。
添加物+オーバーテンション
割れて当然です。
MG誌ではハセガワ様の物を推しておられますけど、どうやらアセトンの含有量がタミヤ様の物より多いようでこれが原因でプラが割れやすくなるようです。
もちろん使用条件など変動要素はさまざまありますし、ぜんぜん大丈夫って言う方もいておられるでしょうけど、やっぱりリスクは避けたいところ。
ということでタミヤ様の流し込みをおすすめしたいと思います。
でもこれが絶対と言うわけではないですので(^▽^;)
まずパーツをこんな感じのスキマをあけて保持しておきます。
付属の物は使わずに、含みの良いフデを使って流し込みます。
パーツによっては2回3回と分けて流し込んでも良いですね。
毛細管現象でスーっと流れていきます。
おちついて観察し、しっかり流し込んだら
ゆっくりと圧着します。
そうすると
とけたプラ材がきれいに浮かんできます。
量が多くてもいけませんし、少なすぎてもダメなので、ゆっくり按配をみながら流し込んでいきます。
うまくいかない場合はフデを変えるといいかもしれませんね。
他のパーツもどんどん接着していきます。
ちなみに
模型雑誌でよく掲載されている、低粘度の接着剤をタップリ両側に塗って圧着のほうほうですけど、あまりオススメしません。
硬化までに時間がかかるばかりか、硬化してもヒケのリスクが付きまといます。
その時は消えてても、時間がたつとうっすら見えてくるなんてトラブルはざらにあります。
塗装してからのヒケは残念でしかたがないですよね(ノ_・。)
まして主翼等の両面接着時は薄いところがブヨブヨになってどうしようもなくなるなんて事も・・・
どうしてもこういった接着方法が必要な場合は、片側ずつ両面に流し込み接着剤を塗りつけて(乾いてもいいです)適量を片側に塗り圧着すると、ヒケのリスクを回避できます。
えーっと長く書きましたけどたぶん皆さんご存知の事ばかりかと・・・
分かりにくい所も多々あるかと思いますけどご容赦ください。
とりあえず次はペーパーによる処理等を記事にできればと思っています。
がんばろ