昨夜、実家の母から電話がかかってきた。


「U君が今帰ってきとるよ。だいちゃんは?っち言いよったけ、電話しなさい。もう明日行ってしまうっちよ。」

とのことだった。



U君とは、私の実家での大切な友達だ。

U君は自分より2つ年下で、家は私の実家から道を挟んでお向かいにある。


現在は東京の大学へ行っている。




そんな彼とは、もうしばらく会っていない。

陸上の成績が優秀だった彼は、遠くの高校へ行った。

その時から、帰ってくるのは盆と正月くらいという状態だったので、もはや立派なレア人間になっていた。



そんな彼が実家に帰ってきているというのだから、今私が佐賀に居ることが悔やまれる。

とりあえず、電話をしようとしたが…



なんと、携帯電話の番号が登録されていない!


考えてみれば、彼が携帯電話を手に入れたであろう時、彼はすでに遠くの高校の寮暮らし。

番号の交換なんて、してないはずだ。



しかし、これはやはり心の友ともいうべきか。

私は彼の実家の電話番号を記憶していた。

されば、実家へ電話をかけた。



すると彼の妹が出て、留守をしらせてくれた。

かれはSちゃんという、これまたわれらの心の友の家を訪れていた。

しめたと思い、彼の携帯電話の番号を教えてもらった。

そして彼に電話をかけた。


留守電になっていた。

Sちゃんに電話すると、通じた。



Sちゃんは、私よりも4つ年下だ。

Sちゃんと話し、U君とも話した。


今度、呑もうねと言ってくれた。












それを聞いて、私はある約束を思い出した。


まだ私たちが小学生だった頃の約束。


「みんなが20歳になったら、焼鳥屋さんに行ってビール飲もうね。」

そんなことを約束した。


ずっと先のことだと思っていた。

それが、あと3年後になっている(Sちゃんは現在高校3年生)。



しかし、きちんと待つものか!?

約束だから、守るかな?






ともかく、わたしはその時の電話一本で、心を実家に帰した。

それはすなわち、心をあの頃へ帰したことにほぼ等しい。


みんな、また会おう。