生産性で日本は大きく立ち遅れ、長時間労働が解消されないのに賃金水準が低い、これに対する答えは百家争鳴、様々であるが、たまたまtravail(フランス語)についてネットで語源を調べる機会があった。

・・・AI による概要
「travail」の語源は、中世ラテン語の**「trepalium」(拷問器具)です。これは「3本(tre-)の杭(-palium)」から成り立っており、苦痛や苦労といった意味が込められています。この意味が古フランス語を経て、現在の「働く」「労働」といった意味に変化しました。・・・
・・・ということであった。

 苦痛や苦労なら、それを解消しなければならないし、労働(苦痛)から解放されるためには、労働時間は短く、休暇は長いほどよい。その意識は生産性を上げる大きな動力源になっているはずだ。まして、過労死など生じる余地はない、と言えようか。
 翻って我が国では、労働は「働く」=「傍を楽にする」とも言い換えられ、それは善行ではあっても、まさか「悪」ではない。

 こうした労働に対する意識の違いが、生産性向上に対する取り組みが欧米よりも劣る結果につながっている隠れた、そして大きな要因(遠因)になっているのではなかろうか。

 長時間労働はなかなか解消されず、年休取得率も高まらない、過重労働による労災では精神の障害も増えている。働きすぎによる過労死を始めとする様々な不幸が多発、これらには、労働に関する意識改革も必要であろうか、と思わせられた。

 とはいえ、こういう記事もある。「働く」=「傍を楽にする」というのも、首肯すべきことは多々ある。

・・・「働く」とは他者を楽にすること(*1)・・・

*1 https://www.nikkei.com/article/DGXBZO59025490Y3A820C1000001/