磁石

"新人マネージャー"

佐々木:「新しく変わるマネージャー新人らしいけど、

      初日から遅刻かよ。」

永沢:「すいません、今日から担当する永沢です。

    よろしくお願いします。」

佐々木:「あのね君、社会人として…」

永沢:「僕、昔から佐々木さんの大ファンで…」

佐々木:「おぉそう。」

永沢:「はい。」

佐々木:「おぉじゃあ、今日は大目に見ようかね。」

永沢:「DVも全部持ってます。」

佐々木:「DVDだろうが。大事件だよ。じゃあね、さっそく

      だけど、缶コーヒーのホット買ってきて?」

永沢:「はい、わかりました。」

佐々木:「いまちょっと、1万円しかないから。」

永沢:「わかりました。あっこれ、今日の台本です。

    これ読んどいてください。」

佐々木:「おぉーー…、エロ本じゃないこれ。

      何なんだあいつ、大丈夫か?」

永沢:「買ってきました。」

永沢が缶コーヒーを大量に袋に入れて帰ってきた。

佐々木:「えぇーーー!!?1万円分買ったの?」

永沢:「おつり46円です。」

佐々木:「1本だよ。」

永沢:「えっ!!?」

佐々木:「これ誰が飲むんだよ。」

永沢:「あぇすいません、ほんとすいません。」

佐々木:「ばかかあ…」

永沢:「トイレだけに、トイレだけに水に流してください。」

佐々木:「トイレ初登場だわ。いつ話にでてきたよ。とりあえず

      明日からのスケジュール聞いてないから。

      スケジュール教えてもらえる?」

永沢:「すいません。佐々木さんのスケジュール…佐々木さんて

    あれですね。"さ"が多い…ささきさん…サマンサタバサか!」

台本で佐々木にツッコむ。

佐々木:「痛てぇなおい。何すんだてめえはよ。

      スケジュール!!!!」

永沢:「すいません。明後日映画の撮影で佐々木さんは主役です。

    不審な人?見なかったわね…てゆうだけなんで」

佐々木:「ちょっと脇役じゃねーか。絶対主役じゃねーよ。」

永沢:「スケジュールの都築ですが、

    金曜日が打ち合わせと鉢合わせ。」

佐々木:「なんで鉢合わせ。誰とだよ。矢口まりとか?

      もっとちゃんとした仕事はないの?」

永沢:「ちゃんとした仕事…」

佐々木:「あっそういえばさ、この前ハリウッド映画の

      オーディション受けたんだけど結果きてる?」

永沢:「結果きてます。」

佐々木:「緊張するな…」

永沢:「えぇ今回は残念ながら…ドゥル…♬…デンっ不合格です。」

佐々木:「わかってたわ。えっ、残念ながらをそこに

     入れちゃうから。ためるとこおかしいんだよ。」

永沢:「あっすいません。」

佐々木:「もっと大きい仕事とかないの?」

永沢:「大きい仕事…でも、佐々木さんディープキス

    とかNGじゃないですか。」

佐々木:「ばかやろう。こっちは役者だぞ。役だったら何でもやるよ。」

永沢:「ほんとですか?ちょうど豚とディープキスする仕事が…」

佐々木:「お断りだね。出川さんがやるような仕事だから…」

永沢:「バラエティーはないですかね。」

佐々木:「いやいや、内容によっては出るよ。」

永沢:「本当ですか?今ちょうど、日テレの海外ロケの人気番組

    の世界の果てまで行って死ぬっていうのが。」

佐々木:「死にたくねえよ。行ってQじゃないの?」

永沢:「あれはいい番組じゃないですか?こっちは

    最悪の番組です。行って死んじゃうやつです。」

佐々木:「お前さあ、1本くらいちゃんとした仕事ないの?」

永沢:「でも、死んだあとに追悼番組があります。」

佐々木:「ふざけんなよ。」

ノンスタイル

井上:「いきなりだけどさ、最近思うことがあんねん。」

石田:「おぉ整形ですか?」

井上:「するかそんなもん。」

石田:「とうとう整形ですか?」

井上:「直すとこもないわ。」

石田:「えぇー!!?」

井上:「そういうことじゃなくて、男同士の友情はええなと思って。
  
    男同士がいいもんてことをみんなに伝えるためにさ、

    たとえば、俺とお前が親友だとする。」

石田:「おぉたとえばの話な。」

井上:「はあ?」

石田:「びっくりした…いや違いますよ。

    勝手に言ってるだけだからね。」

井上:「2人は親友な役や。俺には、長い間片思いしてる女の子

    がいる。実はその女の子は、石田のことがすき。

    石田は、俺の気持ちを知ってるから言わんかったけど、

    実は石田もその女のことが好き。三角関係。でも、その

    女の子には夢があって、夢のために海外に旅立って

    しまう。飛行機が飛び立つまで1時間、この間に男同士

    の熱い友情がうまれんねん。」

石田:「おぉ、もう一回ゆうて?」

井上:「何でわからんの?」

石田:「かさぶたがなんて?」

井上:「そんな話してへんわ。1人の女の子を取り合う2人の

    友情話。俺が公園にいるから話しかけてきて。」

石田:「了解。おい、井上。こんなとこで何してんねん。」

井上:「何がやねん。」

石田:「何がやねんちゃうやろ。服着ろや。」

井上:「俺何してんねん。」

石田:「俺はいいから…」

自分の服をあげようとする…

井上:「何で俺公園で全裸で立ってる。」

石田:「いつも通りやろ?」

井上:「服は、着てるから。」

石田:「服着てるの?おい、井上こんなとこで何してんねん。

    ゆかがフランスにいってまうねんぞ。はよ、止めに

    いったれや。あいつ、パスポート持ってないねん。」

井上:「あほやないか。」

石田:「
はよ、服着て止めに…

井上:「着てんねんて。」

石田:「でも、高校3年間服着てなかったやろ?」

井上:「ぱにっくやわ。どこのどいつが全裸

    で体育祭にのぞむねん。」

石田:「組体操の頂上で…」

井上:「さらしもんやないか。服は着てるから。」

石田:「おい井上。こんなとこで服着て何してんねん。」

井上:「ゆう必要ないやろ。前にその一言つけてもうたら

    今日はたまたま服着てました感でるやん。」

石田:「たまたまでしょうよ。」

井上:「オールウェイズ着衣や。」

石田:「何だそりゃ。オールウェイズ着衣や。お前、

     頑張って着衣も英語でいえや。」

井上:「そんなこと言わんでええねん。」

石田:「おい井上、こんなとこで何してんねん。」

井上:「何がやねん。」

石田:「何がやねんちゃうぞ、人ん家の風呂場で。」

井上:「俺何してんねん。」

石田:「どうしても裸でありたいかー?」

井上:「俺、男同士の友情のすばらしさ伝えようゆう

    てんねん。俺全裸じゃないとあかん?」

石田:「そんなことないと思う。おい、すっぱだかお」

井上:「井上や!名前だけでも全裸にしようとしてるやん。」

石田:「おい、井上。ゆかがフランスにいってまうねんぞ。

     はよ止めに行ったれや」

井上:「お前こそ、知ってんねんぞ、お前もゆかが好きだってこと。

    お前こそゆかに好きって気持ち伝えんでええんか?

    それに悔しいけどな、ゆかもお前のこと好きらしいしな。」

石田:「まじで、行ってきます。」

井上:「空気読めや。行ったらあかんねん。」

石田の足がゆかの方へずっと向く…

井上:「お前、下半身めっちゃいきたがってるやん行かせるから

    空気読んで。それに悔しいけどゆかもお前のこと好きら

    しいしな。だから行ってこい。石田!」

石田に向かって何かを投げる

石田:「ばしゃっ」

井上:「生卵投げるかー。何でこのええシーンで生卵

    なげんねん。バイクの鍵キーや。受け取れ。石田。」

石田:「負け犬。」

井上:「井上や。何急激に見下してんねん。」

石田:「井上!」

井上:「一応バイクに2人分のヘルメットおいといたからな。」

石田が泣く…?

井上:「何泣いてんねん。泣きたいのは、こっちの方や。」

石田:「井上…、免許持ってない。」

井上:「細かいことゆうなや。」

石田:「バイクのられへん。お願い、

    空港まで乗っけてって。お願い。」

石田が井上に服を着させる…

井上:「服着てる。どこのどいつが全裸でバイクのキー渡すねん。

    ぱっといったらええねん。空港に行ったら俺は公園で

    一人や。あぁ何やってんだろ俺」

石田:「ほんまに何やってんすか?」

井上:「お人好しにもほどがあるよな。ま、石田にだったらゆか

    のこと任せられるしな。石田ー、ゆかを絶対幸せにしろよな。」

石田:「一方その頃空港では、ゆか、井上がゆかのこと

    好きゆうてたで。キャー気持ち悪い。」

井上:「ひどすぎるやろ。」

エンタの神様…いち 見る?ジバニャン

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