こんばんはダンナです。
10月1日、小猿の運動会に行ってきました。
通っている中村幼稚園は、
夏になると毎日水泳の時間がある、とか
登園するとともにみんなが竹馬に乗って
グラウンドを5週している、とか、
園長先生が、まるで用務員のおじさんのように
なんでもやっていて、しかも、たまに園長タイムという
ユニークな授業間まであって面白い、
などなど妻からはいつも楽しげな報告が入っており
ダンナも楽しみに駆けつけました。
運動会当日、
小猿と一緒に登園するなり、うわさの園長先生から
「この子はね、踊りがこじゃんとうまいけん、
いっぱい写真とっちゃってよ!」と声を掛けられ、
うわさに違わぬそのキャラクターに、
シンパシーを抱きまくるキッチンダンナ。
感動の運動会になりました。
底抜けの笑顔で走り抜けたかけっこや、
フラダンスで鍛えたステップで踊る
ボンビーロング(もといウォンビーロング)
byバブルガムブラザーズ(もといエグザイル)
最後参ながら、最上段で完走した竹馬など。
もうすべて、うるうるものなのですが、
この日、圧巻だったのが、
組み体操「虹の架け橋」での小猿!
練習でも2回ほどしか成功していないという
年長さん全員参加の演舞なのですが、
20人くらいが、後ろの人に足を掛けて、
腕立て伏せのように体を持ち上げた状態で、
架け橋のような形を作る競技。
前の人との距離など、
微妙なバランスのずれが、
一人ひとりの子どもにのしかかり、
どこかがいつも崩れて、
なかなか成功しない演技なのです。
最初のスミレ組みが失敗に終った後、
小猿のキク組みの演舞が始まりました。
「やあ!」という声とともに、足を乗せ
ちっこい腕の力で体を起こす子どもたち。
決まったかに見えたその瞬間、
小猿の前の方から、崩落が…。
顔から崩れ落ちる小猿。
ああ、ダメだ、と思った次の瞬間。
左手を伸ばし、プルプルと震えながら
左手の力だけで体を起こし始めた小猿。
前の子も起き上がり、右手にも力をいれ
じりじりと起き上がる小猿。
「よし!」と思った瞬間、後ろで支える子が力尽き
再び崩れ落ちる虹の架け橋。
「おしい!」
しかしながら、我が子が
あの状態から、懸命に体を起こして
立ち上がろうとした姿には感動ひとしおです。
アナウンスの先生からも
「●●ちゃん(小猿のこと)頑張った! えらかった!」
との激賞の言葉が!
そして、再度のチャレンジでは、
見事に決めたキク組み。
小猿も見事に金のしゃちほこ状態!
虹の架け橋完成!
写真で振り返ります。
起き上がった!
ああっ!
虹の架け橋が見事に架かった!
震えました。一人の人間として尊敬しました。
この感動は何なんだろうと考えました。
今日高知から千葉に帰る
10時間余りの電車の中でも考え、
あることを思い起こしました。
それは、小猿が千葉で通っていた
幼稚園が推奨するモンテッソーリの教育理念。
それは、「純真無垢な子どもたちに、親こそが学ぶべきである」
という問題提起。
この社会が立ち行かなくなっているのは、
我々人間の大人たちが内面に多くの問題を抱えているからである。
この社会を本当に、人間本位のものにするためには、
内面に問題を抱えた、間違った道を歩んできた大人たちは
子どもたちの純真無垢な姿を見て、その姿からこそ学ぶべきである。
というもの。
仏教の「無」の精神にも通じるものだと思い
心に染み入ったことを思い起こしました。
思いがけず、その姿を小猿に見てしまいました。
崩れた前の子にも、後ろの子にも文句を言うわけでなく、
己の手を震わして、懸命に起き上がろうとした小猿。
再チャレンジで成功したときには、人一倍飛び跳ねて喜んだ小猿。
恐れいりましたよ小猿さん。
父ちゃん竹馬にも乗れないし、
あと、教えられるのは、ボンビーロングの
裏リズムでの首の振り方くらいかな~。
ビールの一気飲み競争でもあれば、
父ちゃんもうちょっと活躍できたんだけどな~。
綱引きごときじゃいまいちだったな~。
よし、次のチャンスを生かすべく
頑張るぞ!




