4月21日(土)
島根県と鳥取県の県境に跨がる船通山に、今日はM本部長さんとデュオで登ってきました。船通山はカタクリの群生地として、また素戔嗚尊が高天原から最初に降り立った山としても有名です。
登山コースは主に東回りで登る「亀石コース」と、西回りの「鳥上滝コース」があります。
今回は美しい風景を楽みながら歩ける鳥上滝コースを選択。やや水量の多い渓流添いに石畳の登山道が続きます。苔で滑らないように慎重に進みます。
10:00のスタートから20分 コース名にもなっている鳥上滝が姿を現します。この滝がヤマタノオロチ伝説で有名な斐伊川の源流になります。
しばし美しい滝を眺めつつ小休止…
実はこの辺りから、ちらほら残雪が目につくようになります。鉄製の階段を越えると…
雪が登山道を完全に塞いでしまっています。ユックリと踏みしめると、足が埋もれるコトなくシッカリと歩けるので、アイゼン無しで進みます。
7合目あたりからは谷一面が雪で覆われていました。でも、慣れるとサクサクと気持ち良く歩けて、石畳よりも楽チンです♪もう少し雪が厚ければスノーシューで登れるのにね!とM本さん。
来年は是非、雪山登山も体験してみたいです。
9合目の木道を快適に進み頂上付近の雪を登りきると…
予定より10分遅い11:15 山頂到着。
船通山(1142m)神話の舞台にふさわしいモニュメントと鳥居が特徴的な山頂です。木立が無く日当たりの良い頂上は雪が全くありません。
北西を眺めると奥出雲町の街並みが一望できます。西南には吾妻山をはじめ中国山地の山々が遠くまで見渡せました。残念ながらカタクリはまだ蕾のまま…風が強くて体感温度が下がってきたので、避難小屋で休憩してから下山開始。
下りは特に滑りやすいので、慎重に40分かけて降りました。
今日は思いがけずバラエティーに富んだ、とっても楽しい登山が楽しめました。
ご一緒してくださったM本部長さん、大変お世話になりました。
次回は登山部フルメンバーで登りましょうね!
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