コンポーネントを用いたステレオスピーカー再生はゼネラルオーディオの市場変化により相当に先鋭化しており、
ハイエンド帯では超高価格かつ超弩級のものが目立ってきている。
そしてそれらの相当に巨大なハイエンドスピーカーの内部構造の紹介を見てみると、
大きすぎて一塊で作ることができないし、輸送も困難であるため、いくつかに分割して作られ、オーナーの設置場所でそれらを合体させて1つのスピーカーとして機能するというものも多い。
修理時のことなども考えるとそれは合理的な手法なのだが、そもそもの話として大規模なスピーカーシステムの場合、ツィーターからウーファーまで全ての振動板を一つの物体に納める必要があるのか疑問になってくる。
スピーカーはやはり100kgを超えると扱いがかなり困難になってくる。
オーディオ趣味はやはり音を良くするための試行錯誤が楽しみの中の相当なウエイトを占めているだけに、設置場所の調整を行うのが困難なことは良いことではない。
趣味性の高い弩級スピーカーを買ったらオーディオ趣味の醍醐味の一つであるセッティングが満足にできなくなったというのでは本末転倒とも言える。
そのため、ハイエンドスピーカーの中にはウーファーのみを独立したタワーにして2個体で1チャンネルとするものもある。
2個体に分けるのはそれなりにメリットが多い。ウーファーは振動板の反応が比較的遅いので、タイムアライメントを考えればリスニングポイントに少し近めの方が良いが、2個体だとウーファーのみ近づけることが容易にできる。
そして低域は部屋のモードに強く影響される帯域であるが、モードの負の影響を緩和するような位置が存在する。つまり中域高域で具合の良い設置場所と低域で具合の良い設置場所は異なることが多いが2個体だとそのあたりをフレキシブルに対応できる。
そして2個体に分ければそれぞれの重量を減らすことができるためセッティングのしやすさも改善が望める。
という理由で2個体のメリットが多いように考えているが、ホームオーディオにおいて個人的な理想をしっかり叶えてくれる機種はなかなかない。
YGのハイエンドのようなウーファー別個体の場合、規模が大きくなりすぎてしまっており、そもそも別個体であってもそれぞれの重量が大きすぎてセッティングのしやすさの改善にはつながっていない。
Genelecのようにブックシェルフのスタンドにもなるウーファーをオプションで販売する手法はセッティングのしやすさは期待できる。だがオプションウーファーが別売りのため、ブックシェルフだけでも成立する仕様になってしまっている。なので別個体の重低音専用のウーファーが存在することによって低域〜中低域を担うウーファーへの負担を軽減するという効果を期待できない。
自分の考える理想の2個体は合計4wayスピーカー構成で
メインの個体には直径20cm未満の応答が良く歪みの少ないウーファーを搭載し、ある程度の指向性を持った帯域の低域を再生させる。バスレフで無理にローエンドの帯域の拡張をしようとせず、50Hzくらいで一気に鳴らなくなるようなものでいい。要は周波数帯域は狭いが制動が良く効くウーファーを搭載する。
そして別個体に直径30cm以上のサブウーファーを搭載し、50Hz以下の再生を担当させる。こちらは制動よりも周波数特性が重視の性能とする。そんな仕様にすると個人的には良いスピーカーな感じがしてくる。
結局のところこれは素人の考える最良でしかなく、現実的には大してメリットがないのかもしれない。
ただそういった物が出てこないのは机上の空論だからというだけではない気がしている。
別個体はミッドとウーファーの位置関係をオーナーが設定しないといけないので敷居が高い。
そしてこのスピーカー専用に設計されたサブウーファーは開発コスト的に非効率である。
さらに別個体にするとモニュメントとしての優美さが損なわれる。
などの事情があるのかもしれない。
というハイエンド界隈のスピーカーを見つつ自分の今後欲しいと思えるスピーカーの理想像について思いをはせてみたというのが今回の記事であった。
ハイエンド帯では超高価格かつ超弩級のものが目立ってきている。
そしてそれらの相当に巨大なハイエンドスピーカーの内部構造の紹介を見てみると、
大きすぎて一塊で作ることができないし、輸送も困難であるため、いくつかに分割して作られ、オーナーの設置場所でそれらを合体させて1つのスピーカーとして機能するというものも多い。
修理時のことなども考えるとそれは合理的な手法なのだが、そもそもの話として大規模なスピーカーシステムの場合、ツィーターからウーファーまで全ての振動板を一つの物体に納める必要があるのか疑問になってくる。
スピーカーはやはり100kgを超えると扱いがかなり困難になってくる。
オーディオ趣味はやはり音を良くするための試行錯誤が楽しみの中の相当なウエイトを占めているだけに、設置場所の調整を行うのが困難なことは良いことではない。
趣味性の高い弩級スピーカーを買ったらオーディオ趣味の醍醐味の一つであるセッティングが満足にできなくなったというのでは本末転倒とも言える。
そのため、ハイエンドスピーカーの中にはウーファーのみを独立したタワーにして2個体で1チャンネルとするものもある。
2個体に分けるのはそれなりにメリットが多い。ウーファーは振動板の反応が比較的遅いので、タイムアライメントを考えればリスニングポイントに少し近めの方が良いが、2個体だとウーファーのみ近づけることが容易にできる。
そして低域は部屋のモードに強く影響される帯域であるが、モードの負の影響を緩和するような位置が存在する。つまり中域高域で具合の良い設置場所と低域で具合の良い設置場所は異なることが多いが2個体だとそのあたりをフレキシブルに対応できる。
そして2個体に分ければそれぞれの重量を減らすことができるためセッティングのしやすさも改善が望める。
という理由で2個体のメリットが多いように考えているが、ホームオーディオにおいて個人的な理想をしっかり叶えてくれる機種はなかなかない。
YGのハイエンドのようなウーファー別個体の場合、規模が大きくなりすぎてしまっており、そもそも別個体であってもそれぞれの重量が大きすぎてセッティングのしやすさの改善にはつながっていない。
Genelecのようにブックシェルフのスタンドにもなるウーファーをオプションで販売する手法はセッティングのしやすさは期待できる。だがオプションウーファーが別売りのため、ブックシェルフだけでも成立する仕様になってしまっている。なので別個体の重低音専用のウーファーが存在することによって低域〜中低域を担うウーファーへの負担を軽減するという効果を期待できない。
自分の考える理想の2個体は合計4wayスピーカー構成で
メインの個体には直径20cm未満の応答が良く歪みの少ないウーファーを搭載し、ある程度の指向性を持った帯域の低域を再生させる。バスレフで無理にローエンドの帯域の拡張をしようとせず、50Hzくらいで一気に鳴らなくなるようなものでいい。要は周波数帯域は狭いが制動が良く効くウーファーを搭載する。
そして別個体に直径30cm以上のサブウーファーを搭載し、50Hz以下の再生を担当させる。こちらは制動よりも周波数特性が重視の性能とする。そんな仕様にすると個人的には良いスピーカーな感じがしてくる。
結局のところこれは素人の考える最良でしかなく、現実的には大してメリットがないのかもしれない。
ただそういった物が出てこないのは机上の空論だからというだけではない気がしている。
別個体はミッドとウーファーの位置関係をオーナーが設定しないといけないので敷居が高い。
そしてこのスピーカー専用に設計されたサブウーファーは開発コスト的に非効率である。
さらに別個体にするとモニュメントとしての優美さが損なわれる。
などの事情があるのかもしれない。
というハイエンド界隈のスピーカーを見つつ自分の今後欲しいと思えるスピーカーの理想像について思いをはせてみたというのが今回の記事であった。












