沖縄の普天間飛行場移設は海外に、最低でも県外と云った鳩山首相は元々決まっていた辺野古移設を混乱させた者、無責任者として非難を一身に浴び退陣した。しかし基地問題の底にあるのは、日米安保条約である。50年前の国会議事堂を取り囲む程の熱気を見せたあの安保反対デモ。大多数の国民は反対していたのだが、その怒りの声は時の流れのなかでやがて怨嗟の声になり、最後には、安保体制を正当化しようとする意識の捏造によって自らの心の敗北すらも見えなくしてしまう。ここに又一つのルサンチマンが完成する。隷米化が進む中で日米の対等を唱えて基地問題を解決しようとした鳩山元首相を今沖縄では、再評価する動きがあるという。良識ある県民が増えて喜ばしい事である。





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熱力学的に見れば地球もひとつの開放定常系なのだから、エネルギーも循環型にすればエントロピーの更新も可能になる。人類がこの星で生きていけるか否かは循環型社会を築けるかどうかにかかっている。かつてアインシュタインは科学は人類にとって有益か有害かは神は教えてくれないと言った。ここに科学の怖さがある。ニーチェならさしずめこういっただろう。すべての判断は遠近法的光学なんだよ。人間にとってどうかだよと。かなり遅きに失した嫌いはあるが原発の危険性は世界的に認識されてきている。環境を汚すことは生存の足元を脅かすことでしかないのだから。現代社会は経済で成り立っている社会であるが、地球資源を消費して成り立つ経済を資源の面から言及した経済学者が殆どいなかった。アダム・スミス、マルクス、ケインズ、シュンペーターなどなど。有限の資源と公害は経済学の体系の外に置き去りにされたことが現代の経済の致命的欠点になっているようだ。生存の基本である環境から人間社会を構築しようと考えるエコロジストが増えてほしいものだ。
日本は戦後七年間はGHQによって統治され、サンフランシスコ講和条約締結で名目上は独立国になった。しかし実体は米国にコントロールされた隷属国であり、戦後六十六年経った今も変わらない。このパラダイムの中で長期政権を維持する方法は米国の意のままに動く、ただそれだけだ。中曽根政権はレーガノミクスを踏襲し、悪名高い市場原理主義を日本に根付かした。小泉政権もブッシュ政権の意のままに動き長期政権を維持した。今の日本に必要なのは対等な日米関係であり、真の主権国になる事だ。しかし現体制では普天間の問題もTPPも増税圧力も、全て米国の意のままに進んでしまうのだろう。



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