西表島で見せたかったモノ。 | 喜多屋in豊後竹田のブログ

西表島で見せたかったモノ。




喜多屋in豊後竹田のブログ-サガリバナ


今は“KaKe Vegee (かけべじ)”ドレッシングセットの、御中元のご注文分を製造するために、

毎日加工所にこもる日々を過ごしています。

送り先などを見ると“KaKe Vegee (かけべじ)”が全国へ飛んでいく姿を想うと、とても嬉しい

気持ちになります。


梅雨明けをし全国的に例年にない暑い夏を迎えていますが、内地が入梅する頃に梅雨明け

る沖縄県の西表島に10日ほど前はいました。


その西表島でSさんと両親に見せたかったモノは、今頃ピークを迎えているサガリバナという

花でした。

4年前まではその島で4年間ほど暮らし、今回の滞在でも泊まったホテルに勤めた後、カヌー

のネイチャーガイド事業を同郷の先輩と立ち上げ、僕は約一年半ガイドをしていました。

サガリバナはそのネイチャーガイドを生業にしようと決めるキッカケになった花でした。


喜多屋in豊後竹田のブログ-早朝カヌー


夜に咲いて一晩で夜明けとともに散っていくサガリバナは、ボンボンのような花で緩やかな川

の水面に浮いて流れてくる様子がとても神秘的で、流れてきた花が溜まりに集まると、まるで

フワフワの絨毯のようになります。


夜明け前の薄暗い中、河口からカヌーを漕ぎ出し上流へ上っていくと、風に乗ってくる甘い香

りに包まれてきます。

静かな大自然の中で鳥や虫の鳴き声も夜から昼の生き物に変わっていき、徐々に視界が明

るくなると、まるで鉛筆で描いたスケッチに絵の具で色を付けていくように鮮やかに輝きだしま

す。本当にカラダ全体で、五感で感じることができる島の自然の一つです。


島を離れて4年経っても忘れていなかった西表島独特の大自然のネイチャーガイドとしての

ガイド文句を話しながら、4年間をタイムスリップしたような時間を穏やかな後良(シイラ)川の

水面で過ごしました。