記憶の中の懐かしい町。
今回の出張で明治屋さま2店舗で店頭プロモーションをさせていただきましたが、その内の1店舗
玉川ストアーは東急田園都市線の二子玉川駅(通称“ニコタマ”)にあり、僕が幼少の頃に住んで
いた駅から一番近い街で、多摩川沿いにデパートなどがあり週末家族でよく出掛けていた記憶が
あります。
実家からその二子玉に行くにはいくつか方法がありますが、懐かしい東急世田谷線に乗るルート
で行くことにしました。幼稚園途中から小学校までの7、8年は、この東急世田谷線の山下という駅
の近くに住んでいました。
たった2両のチンチン電車、編成こそ変わっていませんでしたが、車内が木製で緑一色のレトロな
車輌はすっかり現代風なデザインに変わってしまっていました。
車内から見える景色には懐かしさが所どころに残っていて涙が出そうになったほどです。ちょうど
松原駅を出て、山下駅に向う長い下り坂を下る途中の路地を入ったところが自宅だったのですが、
『この長い坂を下って、、、』と思っていたら、あっと言う間にチンチン電車は坂を下っていました。
子供の頃に低い目線から見ていた世界が、今大人になってそのスケールが記憶の中で調整され
ずに小さくなってしまっていました。
東京を離れ竹田に帰る前日に夕方、小学校からの友人Nに会う約束をして山下駅近くで拾っても
らったのですが、山下駅から歩いて直ぐのところに小田急線の豪徳寺駅があるのですが、そこま
での道のりも、見える景色は道幅や建物も含め70%~80%ほど縮小されていました(笑)。
あんなに『駅まで遠いなぁ』と思いながら、一生懸命歩いた駅からの帰り道。今なら20~30歩ほど
で帰れそうです(笑)。
面白かったのは、山下駅の周辺は結構昔のままの雰囲気が残っていて懐かしさを感じましたが、
ほぼ隣接している豪徳寺駅の周辺は駅が高架上になって整理され、別世界になっていました。
久しぶりに会った友人は相変わらずでしたが、、、。
故郷の町は記憶の中のそれとは違って、どんどん変化していきます。それが都会の魅力であり、
大好きなところなのですが、その変化が住んでいた町にまで及ぶと寂しさを感じてしまいます。
今度帰省して時間があったら、あの町をゆっくり散歩して記憶を巡ってみたいです。
