お盆にすること。
父親が東京に出てそこで生まれた僕は、子供のころ夏休みにお盆に合わせ喜多屋に
帰省していた記憶の中で、正直お盆に墓参りをすること以外に何をしたらいいのかよく
分かっていません。
ただ、ぼんやりとでも祖先の供養を行う行事であることは分かっているので、ともかく
日ごろの報告と感謝の気持ちを込めて墓参りに行くことにしました。
喜多屋に帰って何度かお墓の掃除には出かけているので、何となく予想はしていたの
ですが、線香とロウソク、水と熊手を持って午前中に行った時は、あまりの雑草の多さ
と大きさ(太さ)にビックリして、とりあえずお参りだけして出直すことに決めました。
午後にDIYショップに行き、鎌とビニール手袋そして除草剤を購入して、長靴を履いて
蚊取り線香も持って、装備も完璧に改めて出かけました。
喜多屋代々のお墓は林の中を切り開いたような場所にあるので、周りからの落ち葉は
もちろん、まるで木の枝のような雑草が石垣の石の隙間や、コンクリートの地面とお墓
の間の僅かな隙間からいたるところに生えています。蔓植物も上から横からアチコチ
に張り巡っています。
鎌で全部刈って熊手で集め、生えていた根元の箇所にに除草剤を撒いて1時間くらい
で掃除を終わらせました。
それから線香をあげて、これまでの報告とこれからの予定や感謝の気持ちを、そんな
ようなことを話してきました。
いつもお世話になっている花屋さんに立派な花束を用意してもらって(破格な値段で
有難うございました!)お供えしてきたので、汗ダクダクでドロドロでしたが、心も洗われ
清々しい気持ちでお墓を後にしました。
『代々の喜多屋の主人がこの竹田の城下町で暮らし、それぞれの役割を果たしここに
眠っているんだな』と想いながら、その末裔である僕にはこの竹田でどんな未来がある
のか考えながら、身が引き締まる思いもしました。
