衝撃的な赤い実。
喜多屋の構想の中で、こだわりの農家さんが作る産品は重要なキーとなるモノです。
竹田市は大分県内で一番の生産額を誇る農産地で、その中にこだわりの農家さんが
いて、独自のブランドと販売網で評価されています。
名水の里竹田を、そこで作られる美味しい“食”を通して知ってもらいたい、喜多屋で今
僕がしているのは、それの形づくりです。
その中で衝撃的だったモノの1つはOさんのトマトでした。県の職員さんの紹介で初めて
Oさんを尋ねたのは今年の3月末だったと思います。
紹介してくれた県職員さんにも『扱えるかどうか分からないけど、勉強になるから会って
みたら』と言う感じで紹介されました。正直、農業について全くと言っていいほど無知な
僕には意味が分かりませんでした。こちらが『買う』って言ってるのに取り扱えない??
でも、Oさんに会って話をさせてもらった時に意味がハッキリと分かりました。
『自分たちが研究して手間かけて作っているこだわりを、訳の分からんヤツに間違って
扱ってもらったら困る、だから売り先は自分たちが信用している2ヶ所だけだ、、、。』
その時に食べさせてもらったトマトが本当に美味しかった。口に入れる前からトマトの
香りがプンとして、頬張った時に甘みが口いっぱいに広がるんだけれど、その直後に
ほど良い酸味も追いかけてきて濃い味がしました。ズバッ!と斬られた思いでした。
この時に僕は、農家さんの作業を手伝うことで少しでも生産者さんに近づこう!と決め、
それから少しずつですが空き日をできるだけ手伝いの時間に充てています。
今日そのOさんのトマト農園に手伝いに行ってきました。
手伝いの目的の1つには知識向上がありますが、それ以上に大切に思っていることが
“コミュニケーション”です。一緒に汗をかく中で色んな話をし、自分自身や喜多屋への
想いなどを知ってもらいアドバイスをもらったり、逆に農家さんのこれまでの苦労話など
を聞いたりしていく中で、徐々に良い関係が今築けていけていると実感しています。
初めてOさんに会った時に話した以来、一度も僕からトマトを扱う話をすることはなかった
のですが、今日Oさんから売り先の1つに喜多屋も加わったことを言われました。
喜多屋の展開の1つとして、先行してOさんのトマトを形にしてみようと考えているところ
です。

