5月の北海道へ行ってみたいけれど、「まだ寒いのかな」「桜は見られる?」「富良野に行けばラベンダーも咲いている?」「札幌・小樽・美瑛まで全部回ると忙しすぎない?」と、旅程を組み始めた途端に迷ってしまいますよね。北海道は想像以上に広いため、行きたい場所を詰め込むほど移動だけで1日が終わってしまうこともあります。でも5月は、雪解け後の澄んだ空気、新緑、春の花、残雪の山々が一度に楽しめる、とても気持ちのいい季節。ポイントは「5月だからこそ楽しめる場所」と「移動しすぎない泊まり方」をセットで考えることです。

初めての5月北海道なら、札幌を2連泊の拠点にして小樽を日帰りし、後半で美瑛・富良野へ移動する3泊4日がバランス良好です。

毎日ホテルを替えないので荷造りに追われにくく、札幌の街歩き、小樽の港町、美瑛の丘、富良野の春景色まで無理なく楽しめます。

この記事でわかること

  • 5月の北海道を3泊4日で効率よく巡る順番
  • 5月上旬・中旬・下旬で変えたい観光スポット
  • 観光後まで楽しみにできる札幌・富良野の宿選び

1.5月の北海道旅行で最初に知っておきたいこと

5月の北海道は「もう冬ではないけれど、本州の感覚で初夏だと思うと寒い」という季節です。

札幌の5月は平年で日平均気温がおよそ13℃、日最高気温がおよそ18℃、日最低気温がおよそ9℃。晴れた昼間は歩きやすくても、朝晩や風のある日は上着が欲しくなります。

5月北海道の服装目安

  • 長袖トップス+脱ぎ着しやすい上着
  • 朝晩用に薄手ダウンや軽量ジャケットがあると安心
  • 美瑛・富良野の屋外散策は歩きやすい靴
  • 風のある日は体感温度が下がるためストールも便利

5月はラベンダーの最盛期ではありません

富良野と聞くと、一面の紫色のラベンダー畑を想像する方も多いと思います。

ただし、5月は一般的なラベンダーの最盛期よりかなり早め。5月の富良野は「ラベンダーを見る場所」ではなく、残雪の十勝岳連峰と芽吹き始めた丘、ムスカリや芝桜など春の花を楽しむ場所として考えると満足度が上がります。

ファーム富田でも、5月前半と後半では見られる花や景色が変わります。花だけを目的にせず、美瑛の丘や青い池などと組み合わせるのがおすすめです。

5月前半と後半では旅の主役が変わります

時期 楽しみ方
5月上旬 道南や札幌周辺の遅い桜、新緑、残雪の山景色を楽しむ。朝晩の防寒はしっかり。
5月中旬 緑が増え、美瑛ドライブが気持ちよくなる時期。芝桜やチューリップも候補。
5月下旬 札幌のライラックや富良野の春の花が楽しみやすい。初夏らしい雰囲気も増える。

同じ「5月」でも景色はかなり変わります。

桜の開花や花畑はその年の気温で前後するので、旅行直前に開花状況を確認したうえで、この記事のモデルコースから1〜2か所だけ入れ替えるのが失敗しにくい方法です。

2.北海道観光を5月に楽しむ3泊4日モデルコース

今回おすすめするのは、新千歳空港発着で札幌・小樽・美瑛・富良野を巡る3泊4日です。

北海道旅行でありがちな「毎日3〜4時間移動」をできるだけ避け、観光する時間とホテルで休む時間を残しています。

日程 モデルコース
1日目 新千歳空港 → 札幌駅 → 大通公園 → 札幌グルメ → 札幌泊
2日目 札幌 → 小樽運河 → 堺町通り → 小樽グルメ → 札幌へ戻って2連泊
3日目 札幌 → 美瑛 → 白金青い池 → 白ひげの滝 → 美瑛の丘 → 富良野泊
4日目 富良野 → ファーム富田など → 新千歳空港

この旅程のポイント

札幌・小樽は公共交通を使い、レンタカーは美瑛・富良野へ向かう日だけ借りる方法も便利です。札幌中心部で駐車場を探す手間を減らせるうえ、慣れない街中を運転する時間も少なくできます。

3.1日目は札幌から始めて移動疲れを残さない

新千歳空港から札幌へ移動

到着日は欲張らず、札幌に直行するのがおすすめです。

飛行機を降りてから荷物を受け取り、札幌まで移動すると、思っている以上に時間を使います。初日に富良野や美瑛まで走ってしまうと、北海道らしい景色を楽しむ前に疲れてしまいがちです。

札幌駅周辺のホテルへ荷物を預けてから、時計台や大通公園方面へ歩いていきましょう。

大通公園で北海道の春を感じる

大通公園は到着日の散策にぴったりです。

長距離移動を追加しなくても季節を感じられ、疲れたらカフェや地下街へ逃げやすいのも魅力。5月後半なら、札幌の初夏を象徴するライラックの季節とも重なります。

到着日は観光地を数多く回るより、「北海道に来た」と実感できる街歩きと夕食を楽しむくらいがちょうどいいです。

夜は札幌グルメを旅のイベントに

夕食はジンギスカン、スープカレー、寿司、海鮮、味噌ラーメンなどから、その日の気分で選びましょう。

ここで大切なのは、ホテルを「寝るだけの場所」にしないこと。翌日は小樽へ出かけるので、札幌駅や大通周辺のホテルを2連泊で取っておくと、朝も夜もかなり楽になります。

 

4.札幌2連泊で選びたいホテル

札幌はホテル数が多いため、安さだけで選ぶと迷いやすい場所です。

今回のモデルコースなら、札幌駅からの動きやすさを優先するのがおすすめ。到着日、小樽への往復、美瑛・富良野へ向かう朝のすべてが楽になります。

JRタワーホテル日航札幌|駅直結で景色まで楽しめる札幌ステイ

札幌観光で「移動の楽さも、ホテル時間も妥協したくない」という人に候補にしてほしいホテルです。

JR札幌駅直結なので、新千歳空港から到着した日も大きな荷物を持って長く歩きにくく、小樽へ向かう翌朝もスムーズ。さらにホテルがJRタワーの高層階に位置するため、客室や館内から札幌らしい都市景観を楽しめるのも魅力です。

有料のスカイリゾートスパもあり、観光で歩いたあとにゆっくり過ごしたい大人旅とも相性がいい宿です。

向いてる人:初めての北海道旅行、夫婦・カップル、移動負担を減らしたい人、ホテルからの眺望も楽しみたい人

選ぶときのポイント:スパ利用条件や朝食の有無、眺望・階数はプランごとに確認しておくと選びやすいです。

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札幌グランドホテル|大通観光にも便利な歴史あるホテル

札幌駅と大通の両方を歩いて楽しみたいなら、札幌グランドホテルも使いやすい選択肢です。

札幌駅前通地下歩行空間とつながっているため、5月でも肌寒い日や雨の日に移動しやすいのがうれしいところ。大通公園、時計台方面の散策にも便利です。

1934年開業という歴史があり、せっかくの北海道旅行だから落ち着いたホテルに泊まりたい人にも似合います。

向いてる人:大通周辺を歩きたい人、雨の日の移動を楽にしたい人、落ち着いたホテルが好きな人

選ぶときのポイント:客室棟やカテゴリーによって雰囲気が異なるため、部屋写真まで見て選ぶのがおすすめです。

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迷ったらこう選ぶ

空港・小樽・富良野への移動を最優先するならJRタワーホテル日航札幌。大通公園周辺の散策とホテルの落ち着いた雰囲気を重視するなら札幌グランドホテルが選びやすいです。

5.2日目は小樽へ日帰りして札幌にもう1泊

2日目はホテルに大きな荷物を置いたまま、小樽へ出かけます。

ここでホテルを替えないことが、想像以上に効いてきます。朝の荷造りもチェックアウトも不要なので、身軽に小樽へ向かえます。

午前は小樽運河をゆっくり歩く

小樽に着いたら、まずは運河方面へ。

5月は真夏ほど暑くなく、散策しやすい日が多いのが魅力です。歴史ある建物や倉庫群を眺めながら、港町らしい景色を楽しみましょう。

堺町通りは時間を決めすぎない

堺町通り周辺は、ガラス、お菓子、海産物、カフェなど気になる店が次々に現れます。

「13時までに全部見る」と細かく予定を組むより、気になったお店へ入れる余白を作っておく方が小樽らしい旅になります。

昼食は寿司や海鮮丼を候補に。甘いものが好きなら、食後のスイーツ時間まで残しておきたいところです。

夕方には札幌へ戻る

小樽に宿泊する選択肢もありますが、このモデルコースでは札幌へ戻ります。

翌朝は美瑛・富良野へ向かうため、札幌2連泊の方が荷物の移動が少なく、旅程全体がすっきりします。

ホテルへ戻ったら、1日目とは違う札幌グルメを楽しんで早めに休みましょう。翌日から景色が一気に「北海道らしい大地」へ変わります。

6.3日目は美瑛と富良野へ北海道らしい絶景ドライブ

3日目は今回の旅のハイライト。

札幌を朝に出発し、美瑛・富良野方面へ向かいます。ここからは公共交通よりレンタカーの方が自由度が高く、丘や展望スポットを効率よく回れます。

3日目のおすすめ順

  1. 札幌を早めに出発
  2. 美瑛で昼食
  3. 白金青い池
  4. 白ひげの滝
  5. 美瑛の丘をドライブ
  6. 夕方に富良野へ
  7. ホテルで温泉や夕食を楽しむ

白金青い池は光がある時間に

美瑛で人気の白金青い池は、旅程の後半に回しすぎず明るい時間に訪れるのがおすすめです。

天候や光の入り方によって水面の見え方が変わるのも自然景観ならでは。写真だけを撮って急いで立ち去るより、少し歩きながら静かな雰囲気まで楽しんでみてください。

白ひげの滝まで一緒に回る

青い池まで来たなら、白ひげの滝も組み合わせたいスポットです。

5月は残雪を抱いた山々が見える日もあり、春の北海道らしい景観を感じやすい季節。場所を増やしすぎるより、青い池と白ひげの滝をセットで楽しむ方が動きやすいです。

美瑛の丘では「目的地」よりドライブそのものを楽しむ

美瑛らしさを一番感じるのは、観光施設の中ではなく、丘を走っている時間かもしれません。

畑と丘、その奥に残雪の山々が重なる景色は、5月ならでは。夏の花畑とは違う、静かで柔らかい北海道を楽しめます。

美瑛で気をつけたいこと

農地は観光地ではなく、農家の方が仕事をしている私有地も多くあります。写真を撮りたい景色が見えても、畑へ入らず道路や正式な見学場所から楽しみましょう。

夕方は富良野へ移動して宿泊

ここで札幌へ戻らず、富良野に泊まるのがこのコースの大事なポイントです。

美瑛から札幌までその日のうちに戻ろうとすると、楽しかった1日の最後が長時間運転になってしまいます。

富良野に1泊すれば、夕方から温泉やホテル時間を楽しめ、翌朝も人が増える前から動けます。

7.富良野で泊まりたいホテル3選

富良野の宿は、「景色とリゾート感」「温泉と便利さ」「静かな大人旅」のどれを優先するかで選ぶと決めやすくなります。

新富良野プリンスホテル|泊まる時間まで富良野旅行になる大型リゾート

観光を終えてホテルに戻ったあとも、まだ旅を楽しみたい人に向いているのが新富良野プリンスホテルです。

自然に囲まれたリゾートで、敷地周辺には「風のガーデン」や森の中にログハウスが並ぶ「ニングルテラス」などがあり、単に寝るだけでは終わらない滞在にしやすいのが魅力です。

2026年の風のガーデンは4月下旬から営業しており、5月旅行との相性も良好。昼の美瑛観光から戻ったあと、ホテル周辺をゆっくり歩く時間を作ると、富良野に泊まった満足感がさらに高まります。

富良野温泉もあり、朝から運転と観光を続けた日の締めくくりにもぴったりです。

向いてる人:夫婦・カップル、家族旅行、温泉も散策も楽しみたい人、ホテル時間まで思い出にしたい人

選ぶときのポイント:敷地内施設は時期や天候によって営業時間が変わるため、宿泊日当日の営業内容まで確認しておきましょう。

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富良野リゾートオリカ|丘と山の景色を静かに味わいたい大人旅に

「せっかく富良野まで来たなら、窓の外まで北海道らしい宿に泊まりたい」という人に候補にしてほしいリゾートです。

中富良野の自然に囲まれ、十勝岳連峰や田園風景を楽しみやすい立地。観光スポットを回り続けるのではなく、景色を眺めながらゆっくりする時間そのものを旅の目的にできます。

特に5月は、夏の華やかな花景色とは違い、残雪の山と芽吹き始めた大地のコントラストが印象的。静かな北海道を楽しみたい夫婦旅行や記念日旅行にも似合います。

向いてる人:夫婦旅行、記念日旅行、景色重視、ホテルで過ごす時間を長めに取りたい人

選ぶときのポイント:季節営業のため、希望日の営業状況と食事付きプランを予約時に確認するのがおすすめです。

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ラビスタ富良野ヒルズ|駅近と天然温泉を両立した便利な一泊

観光をたっぷり楽しみつつ、夜は温泉で疲れを取りたい人にはラビスタ富良野ヒルズが選びやすいホテルです。

JR富良野駅から徒歩約3分という便利な立地ながら、最上階に天然温泉の大浴場を備えているのが魅力。市街地に泊まりたいけれど、大浴場も欲しいという希望を両立できます。

夕食を富良野市街で楽しみたい人にも動きやすく、レンタカー旅行だけでなく鉄道を組み合わせた旅行にも候補にしやすい宿です。

向いてる人:温泉好き、駅近重視、富良野市街で食事したい人、観光時間を長く取りたい人

選ぶときのポイント:大浴場を利用する人が重なる時間帯もあるため、混雑が気になる場合は少し時間をずらすと過ごしやすくなります。

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富良野のホテルはこの基準で選ぶ

宿 こんな旅に
新富良野プリンスホテル 温泉・散策・リゾート感まで楽しみたい
富良野リゾートオリカ 景色と静かなホテル時間を重視したい
ラビスタ富良野ヒルズ 駅近・温泉・市街地の便利さが欲しい

旅行代を抑えるためにホテルのグレードを下げる方法もありますが、富良野は夜に観光施設をたくさん回る場所ではありません。

だからこそ、富良野の1泊だけは「ホテルで何をして過ごしたいか」まで考えて選ぶと、旅行全体の満足感が変わります。

8.4日目は富良野の春を楽しんで新千歳空港へ

最終日は飛行機の時間から逆算します。

午後遅めの便なら、朝食後すぐ空港へ向かわず、富良野・中富良野でもう1か所だけ楽しんでから帰るのがおすすめです。

ファーム富田は5月の景色として楽しむ

ファーム富田はラベンダーで有名ですが、5月にも訪れる価値があります。

早春から春へ移る園内では、ムスカリや芝桜など季節の花が楽しめることがあります。7月のような一面の紫色を期待するのではなく、北国の春が少しずつ色づいていく景色を楽しむイメージです。

開花状況は年によって変わるので、花が少ない日は無理に長居せず、カフェやショップを楽しんで早めに空港方面へ向かいましょう。

新千歳空港には余裕を持って戻る

北海道ドライブで最後に怖いのが、空港への到着時間がギリギリになることです。

レンタカー利用なら、給油、返却、営業所から空港までの移動も必要。道路状況による遅れも考えて、観光を1か所削ってでも余裕を残しましょう。

新千歳空港は食事やお土産を楽しめる場所が多いので、早く着いても時間を持て余しにくいです。最後の北海道グルメまで旅行の一部として楽しめます。

9.2泊3日しか取れない場合のモデルコース

休みが3日しか取れない場合は、札幌・小樽・富良野を全部詰め込まない方が楽しめます。

初めての北海道なら、札幌2連泊で札幌と小樽に絞るのが失敗しにくいです。

日程 2泊3日プラン
1日目 新千歳空港 → 札幌市内観光 → 札幌泊
2日目 小樽日帰り → 札幌へ戻って2泊目
3日目 北海道神宮・大通周辺・札幌近郊 → 新千歳空港

2泊3日で札幌、小樽、美瑛、富良野、函館まで入れようとすると、移動時間ばかり増えてしまいます。

北海道旅行は「行った場所の数」より「その場所で何時間過ごせたか」の方が満足度につながりやすいと考えておくと、旅程を削りやすくなります。

10.5月上旬・中旬・下旬でモデルコースを微調整

5月上旬なら桜と残雪を優先

ゴールデンウィーク前後は、場所やその年の気温によって桜を楽しめる可能性があります。

一方で朝晩はかなり冷え込む日もあるため、美瑛・富良野へ行くなら上着を厚めに。山間部を運転する日は、当日の道路状況まで確認してから出発しましょう。

5月中旬なら芝桜や春の花も候補

北海道各地では芝桜が見頃へ向かう季節です。

ただし、東藻琴や滝上など有名な芝桜スポットは今回の札幌・富良野ルートからかなり離れています。

「有名だから」と無理に足すより、芝桜が最大目的なら最初から女満別空港を使った道東旅行として別ルートを組む方がおすすめです。

5月下旬なら札幌のライラックを楽しむ

5月下旬の札幌なら、大通公園周辺でライラックが楽しみのひとつになります。

その年のイベント開催日と旅行日が合えば、1日目または2日目の夕方に大通公園へ寄る流れが自然。わざわざ遠方へ移動せず季節感を楽しめます。

11.5月の北海道はレンタカーと電車を使い分ける

北海道旅行というと「最初から最後までレンタカー」と考えがちですが、このコースでは必ずしも必要ありません。

エリア おすすめ移動
新千歳空港〜札幌 JRなど公共交通が便利
札幌市内 地下鉄・徒歩中心
札幌〜小樽 JRを使えば駐車場を気にしなくてよい
美瑛・富良野 レンタカーが便利

札幌中心部と小樽だけなら公共交通で十分動きやすく、レンタカー代や駐車場代を抑えられます。

その分、3日目から車を借りて、美瑛・富良野では自由に景色を楽しむ。この使い分けが効率的です。

5月上旬のドライブは油断しない

札幌市内で雪がなくなっていても、標高の高い場所や山間部では気温が低くなることがあります。

早朝や夜間に長距離運転する計画は避け、天気予報と道路情報を確認してから移動しましょう。

北海道の道路は景色が開けているため距離感が短く感じますが、実際には次の目的地までかなり離れていることもあります。休憩を含めた余裕ある時間設定が大切です。

12.予算を抑えるならホテルを替えるより日程を選ぶ

5月の北海道旅行で予算を調整したいなら、ホテルを極端に下げる前に旅行日を見直してみてください。

大型連休や週末など需要が集中する日は、同じホテル・同じ部屋でも料金が変わります。

可能なら連休直後の平日を含めるなど、日程をずらして空室を見比べる方法もあります。

ホテル予約で見落としたくない比較ポイント

  • 素泊まりと朝食付きの差額
  • 駐車料金の有無
  • キャンセル条件
  • 部屋の広さとベッドタイプ
  • 大浴場・温泉の利用条件
  • チェックアウト時刻

朝食付きが少し高く見えても、朝から店を探す必要がなく、観光開始を早められることがあります。

逆に札幌で朝から市場やカフェへ行く予定なら素泊まりも選択肢。宿泊料金だけではなく翌朝の行動まで含めて比較すると、自分に合うプランが見つかりやすくなります。

2026年4月から北海道で宿泊税が始まっています

2026年4月1日から北海道では宿泊税が導入され、札幌市や富良野市など自治体独自の宿泊税が加わる地域もあります。

予約画面の表示金額とは別に現地で支払いが必要になる場合もあるため、宿泊料金を比較するときは最終的な支払条件まで確認しておくと安心です。

13.初めての5月北海道でやらない方がいい旅程

札幌・函館・富良野・知床を3泊4日で全部回る

地図で見ると同じ北海道ですが、それぞれがかなり離れています。

3泊4日で全部入れると、旅行ではなく長距離移動が主役になってしまいます。

道央を巡るなら札幌・小樽・美瑛・富良野。函館へ行くなら函館・大沼を中心に。道東なら女満別や釧路空港を使うなど、エリアを分けるのがおすすめです。

5月の富良野で真夏の花畑を期待する

5月の富良野は美しい季節ですが、7月と同じ景色ではありません。

この違いを知らずに行くと「思っていたより花が少なかった」と感じてしまいます。

5月は、残雪の山、新緑、春の花、澄んだ空気を楽しむ旅。季節に合わせて期待する景色を変えるだけで印象が大きく変わります。

毎晩違うホテルへ移動する

ホテルを毎日替えると、チェックアウト、荷物の積み込み、チェックインが毎日発生します。

だから札幌は2連泊にして、3泊目だけ富良野へ。

この程度の移動なら、「周遊した満足感」と「ゆっくりできた感覚」の両方を残しやすくなります。

14.5月北海道旅行のよくある質問

Q. 5月の北海道はまだ雪がありますか?

A. 札幌など市街地では雪の季節を終えていることが多い一方、山間部や標高の高い場所では残雪が見られます。特に5月上旬にレンタカーを使う場合は、旅行当日の道路・気象情報を確認してください。

Q. 5月の富良野でラベンダーは見られますか?

A. 一般に知られている一面のラベンダー畑を楽しむには時期が早めです。5月はムスカリ、芝桜など春の花や、新緑、残雪の山景色を目的にすると楽しみやすいです。

Q. 札幌から小樽は宿泊した方がいいですか?

A. 小樽を夜まで楽しみたいなら宿泊も魅力ですが、今回の3泊4日なら札幌からの日帰りが効率的です。同じ札幌ホテルに2連泊すると荷物移動がなく、翌日の美瑛・富良野移動も楽になります。

Q. 北海道旅行はずっとレンタカーが必要ですか?

A. 札幌・小樽だけなら公共交通でも回りやすいです。美瑛・富良野へ行く日からレンタカーを使うと、運転時間や駐車場探しを減らしながら北海道らしいドライブも楽しめます。

Q. 5月の北海道なら2泊3日と3泊4日のどちらがおすすめですか?

A. 札幌・小樽だけなら2泊3日でも楽しめます。美瑛・富良野まで行きたいなら3泊4日の方がおすすめです。移動時間に余裕ができ、富良野にも1泊できるので、観光だけでなくホテルや温泉まで楽しめます。

Q. 5月上旬と下旬ならどちらが旅行しやすいですか?

A. どちらにも魅力があります。上旬は桜や残雪の景色、下旬は新緑やライラック、春の花を楽しみやすくなります。寒さが心配なら下旬の方が服装を調整しやすい日が増えますが、年によって気温差があるため直前の予報確認は欠かせません。

15.5月の北海道は泊まる場所を絞ると旅がもっと楽しくなる

5月の北海道は、桜の余韻、新緑、春の花、残雪の山々が同じ旅の中で楽しめる季節です。

一方で北海道はとても広いため、「札幌も函館も富良野も知床も」と増やしてしまうほど、せっかくの景色を車窓から見るだけになってしまいます。

初めてなら、札幌2連泊+富良野1泊の3泊4日。

1日目は札幌、2日目は小樽、3日目は美瑛から富良野、4日目は富良野を楽しんで新千歳空港へ。この順番なら街、港町、丘、温泉、春の花を無理なく組み合わせられます。

札幌では翌日の移動が楽になる立地の良いホテルに2連泊し、富良野では温泉や景色まで楽しめる宿へ。

朝起きた瞬間から北海道旅行の続きを楽しめるホテルを選んでおくと、「観光が終わったら寝るだけ」ではなく、夜も朝も旅の思い出になります。

旅行日が決まったら、まず札幌2泊と富良野1泊の空室を確認し、そのあと飛行機の時間に合わせて観光場所を微調整していくと旅程を組みやすくなります。

5月の北海道ならではの少しひんやりした空気と、長い冬を越えて色づき始める景色を、移動を急がずゆっくり楽しんできてください。

 

※部屋タイプ、設備、料金、アクティビティ内容、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。