「怪物」宇宙人くんの中身を書く事は遠慮するとして、

 

映画に向かうときに、「騙されないぞ!」と思っている自分に、

「つまらない年を取ったものだ。」と思いつつ、

特に是枝監督の作品は、

最終的に、どんでん返しがあるに決まっていると、

静観をすることにした。

 

やはり店前の棚には、十分すぎるほどの品物が並び、

最後は、「お客さん、お好きなものをお取りください。」といった感じであった。

 

私は、少年のどうしようもないに苛立つ姿に、

自己矛盾をいかに発散すれば良いかと、葛藤する姿に懐かしさを感じた。

そして、今どきの子供たちは、この時期をどのように乗り越えているのだろうと、

疑問を持ってしまう。

あまりにも殺伐とした今の世の中で。

 

良い映画や、演劇は、異次元の感動や違う自分に気づかされる。

どんどん足を運ぼう。